土木女子(ドボジョ)はきつい?仕事内容や女子ならではの悩みを紹介

建設業界や土木業界で働く女性のことを通称「土木女子(ドボジョ)」といいます。

近年、この土木女子が増えてきていますが、女性ならではの悩みを抱えているという方も少なくありません。

そこで今回は、土木女子(ドボジョ)に焦点を当て、女性ならではの土木業界での悩みや土木女子についてよくある質問について解説します。

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土木女子(ドボジョ)とは

土木女子(ドボジョ)とは、建設業界や土木業界で働く女性のことです。

土木・建設業はもともと、男性の仕事というイメージがあり、今でも女性は比較的少ないのが現状です。

しかし近年では少しずつではありますが、土木業界で働く女性は確実に増えてきています。

土木業界における女性の割合

もともと男性の仕事というイメージが根強い土木業界では、女性が働きにくい労働環境でした。

大手建設会社で働く女性の比率は、全体で約14%、技術職は7%台で、年々増加する傾向にあります。

2000年には、女性技術者はわずか2%弱でしたが、2020年には6%程度まで上昇。約20年の間で3.5倍近く増加しています。土木業界で働く女性の割合は少しずつ増えているのです。

また、現場での仕事だけでなく事務職でも、女性事務職員の割合が約40%を占めています。

参考:国土交通省「建設業活動実態調査」

土木業界について

男性の仕事というイメージが根強く残る土木業界。体力仕事で「きつい」「大変」といったイメージを持たれることも多いのが現実です。

しかし、大手建設会社などでは、労働環境が整備され、社内だけでなく現場事務所などでも女性が働きやすいような環境に変わってきています。

土木業界は、道路や橋、鉄道などの社会インフラを作ることに関わる仕事が多く、興味のある人にとってはとてもやりがいを感じることのできる業界です。

男女関係なく、大規模なインフラ整備に関わりたいと思っている人も多いもの。

男女の雇用機会が平等に、誰もが働きやすく仕事を進めやすい環境が整備されてきています。

土木女子の仕事内容

土木女子とひとことで言っても、職種によって仕事内容は大きく変わってきます

土木業界の主な職種と、それぞれの仕事内容を表にまとめました。

職種仕事内容
研究・開発道路や橋などの構造や耐震・免震の研究や開発。自然災害の防止や環境改善に関する研究や開発など。
土木(建設)計画・地質調査建設予定地の測量や計画・調査をおこなう。工事や環境に影響がないかの調査もおこなう。
土木設計・CAD製図建造物の構造や使用材料、工事方法などについての設計や製図をおこなう。
土木工事・監理設計図をもとに、実際に工事をおこなう。工事が予定通りおこなわれているかなどの施工管理や工事監理も重要な業務。
メンテナンス経年により劣化した建造物や傷んだ舗装の修繕や点検をおこなう。

調査や研究開発をおこなう職種もあれば、実際に現場に出て指示を出す職種、設計と製図をおこなう職種など、それぞれに役割があります。

土木女子に必要な資格

土木業界に就職するために、必ずしも資格は必要ではありません。就職してから学び、習得することが多いですが、持っておくと有利になる資格があることも事実です。

土木女子が持っておくと良い資格について紹介します。

設計職の場合は「建築士」

建築士の資格は、建築物の設計・施工・工事監理をおこなうことができる国家資格。土木・建築業界で幅広く活躍できる人気の資格です。

建築士の資格は一級、二級、木造の3つの分野に分かれており、建築物の規模や用途、構造に応じて可能な業務範囲が決められています。

建築士試験を受けるためには、以下の受験資格を満たしている必要があります。

建築に関する学歴又は資格等実務経験年数
二級・木造建築士大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者最短0年
建築整備士0年
その他都道府県知事が特に認める者(外国大学を卒業した者等)所定の年数以上
建築に関する学歴なし7年以上
一級建築士大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者定めなし
二級建築士
建築整備士
その他国土交通大臣が特に認める者(外国大学を卒業した者等)

一級建築士・二級建築士・木造建築士のいずれの試験でも、学科試験と設計製図試験がおこなわれます。

受験の申し込みは毎年4月ごろ。学科試験が7月で設計製図試験は9月におこなわれ、12月に合格発表という流れです。

受験費用は一級建築士が19,700円(非課税)、二級または木造建築士が17,700円(非課税)です。この金額にプラスで払込事務手数料がかかります。

出典:公益財団法人建築技術教育普及センター

監督業務なら「施工管理技士」

土木施工管理技士は、土木工事において主任技術者や管理技術者として工事工程・安全管理・施工管理・技術者への技術指導などをおこなえるようになる国家資格です。

一級と二級に分かれていて、それぞれにおこなえる業務範囲が定められています。

施工管理技能士試験を受けるために必要な資格を以下の表にまとめました。

学歴・資格実務の経験年数
指定学科指定学科以外
二級土木施工管理士大学・高度専門士卒業後1年以上卒業後1年6ヶ月以上
短期大学・専門し・5年制高等学校卒業後2年以上卒業後3年以上
高等学校・専門学校卒業後3年以上卒業後4年6ヶ月以上
その他8年以上
一級土木施工管理士大学・高度専門士卒業後3年以上卒業後4年6ヶ月以上
短期大学・専門士・5年制高等学校卒業後5年以上卒業後7年6ヶ月以上
高等学校・専門士卒業後10年以上卒業後11年6ヶ月以上
その他15年以上
二級合格者合格後5年以上
二級合格者で右の経歴短期大学・5年制高等学校卒業後9年以上
高等学校卒業後10年6ヶ月以上
その他8年以上

試験内容は、一級も二級も一次検定と二次検定があります。一次検定は学科試験、二次検定は実地試験です。

二級の検定は6月と10月の2回実施。6月におこなわれる前期試験では、一次検定のみおこなわれ、10月の後期試験では一次検定と二次検定の受験したい方を選択もしくはどちらも受験できます。

一級の検定は一次検定が7月、二次検定が10月におこなわれます。

受験費用は、一級の学科試験が8,200円、実地試験のみが8,200円。この金額に受験申し込み用紙代が別途必要です。

二級は、学科と実地両方受験の場合は8,200円。学科試験のみの場合は4,100円、実地試験のみの場合も4,100円です。この金額に受験申し込み用紙代が別途必要です。

出典:一般財団法人全国建設研修センター

その他現場職なら、各職種に役立つ資格が必要

その他の現場職なら、各職種に役立つ資格の取得を目指しましょう。

現場職の各職種に役立つ資格を表にまとめました。

職種資格受験資格費用試験内容受験時期
鳶工とび技能士三級:不問
二級:実務経験2年以上または三級合格者
一級:実務経験2年以上または二級合格後2年以上または三級合格後4年以上
学科試験:3,100円
実技試験:18,200円
学科試験
実技試験
学科試験:7月中旬〜9月上旬・12月上旬〜2月中旬
実技試験:6月上旬〜9月中旬・12月上旬〜2月中旬
鉄筋工鉄筋施工技能士三級:不問
二級:実務経験2年以上または三級合格者
一級:実務経験2年以上または二級合格後2年以上または三級合格後4年以上
学科試験:3,100円
実技試験:18,200円
学科試験
実技試験
学科試験:2月上旬
実技試験:1月中旬
型枠大工型枠施工技能士二級:実務経験2年以上
一級:実務経験7年以上または二級合格後2年以上の実務経験
学科試験:3,100円
実技試験:18,200円
学科試験
実技試験
学科試験:7月中旬〜9月上旬・12月上旬〜2月中旬
実技試験:7月中旬〜9月上旬・1月下旬〜2月上旬
電気設備第一種電気工事士不問11,300円学科試験
技能試験
学科試験:8月下旬〜9月上旬・10月上旬
技能試験:12月上旬

それぞれの職種に役立つ主な資格を紹介しましたが、これ以外にもたくさんの現場職系の資格があります。

どのような仕事をしたいかによって、受験すべき資格は異なります。自分がどのような現場で活躍したいかを想像しながら、受験する資格を検討しましょう。

建設現場で働く女子の悩み

建設現場が働きやすい労働環境に変わってきたとはいえ、現場で働く女性にとってはまだまだ多くの悩みがあります。

  • 体力的にきつい
  • セクハラ
  • 肌トラブル
  • 結婚・出産
  • 生理

どれも女性にとっては見過ごせないものばかりですよね。

それぞれの悩みについて詳しく解説していきます。

体力的にきつい

女性は男性に比べると体力的なハンデがあります。

男女平等とはいえ、生物として見たときに、それぞれ異なった性質を持っているのはどうしようもありません。

中学生の体力テストでは、結果を男女で比較すると多くの競技で女子は男子の70%前後の数値にとどまるというデータもあります。

筋肉量も男性と女性では大きく変わってきます。

だからといって建設現場で働くことを諦める必要はありません。体力的にハンデがある女性でも働けるよう、多様な仕事が用意されています。

セクハラ

土木業界で働く女性が増えてきたとはいえ、まだまだ男性の方が圧倒的に多いのが現実。

男性の多い場所に入っていくからこそ、セクハラをしてくる男性社員が少なくないのも現状です。

特に年配の男性に多く、軽いコミュニケーションのつもりで軽く身体を触られることが多いようです。男性社会では日常茶飯事なのかもしれませんが、性的な話題をふられるだけでも女性はセクハラと感じてしまいます。

男性の多い土木業界ではいまだにこのようなセクハラが見られることも多いのです。

肌トラブル

土木工事の現場は屋外。一日中外にいることも多く、日焼けや肌荒れも土木業界で働く女性の大きな悩みのひとつです。

夏場の暑い時期は日焼け止めを塗っていても、汗で流れてしまい何度も塗り直さなければなりませんが、仕事中にそう何度も塗り直すことはできないことも。

日焼けは数年後にシミとなって現れることもあり、普段から気をつけている女性にとっては大きなストレスの原因になってしまうかもしれません。

結婚・出産

土木業界は一般的な事務仕事とは異なり、現場での仕事がメインという事情もあるため、産休や育休制度の整備が遅れている傾向が見受けられます。

今は、結婚しても仕事を続けるという女性は多いですよね。

では、妊娠したらどうでしょう。

産後の復帰には大きな障壁があります。子育てと現場での仕事の両立は難しく、子供が急に熱を出したなどの理由で現場に穴を開けてしまうことも少なくありません

時短勤務や配置換えなどと、配慮してくれる会社もありますが、そうでない会社の場合、長く働き続けることは難しいのが実情です。

しかし、業界全体の流れとして、労働環境の整備がおこなわれ、産休・育休からの復帰がしやすくなってきています。

現場での書類整理などの事務処理も多いため、このような仕事から復帰する女性が多いようです。

生理

女性特有の身体的な特徴に生理があります。

男性の割合が多い土木業界では、女性専用のトイレを設置している現場はまだまだ少ないのが現状です。生理期間中に男性と同じトイレを使うことに抵抗を感じるという女性も少なくありません。

頻繁にトイレにいくことが難しい場合もあり、万が一漏れてしまったときなどに気になってしまう可能性もあります。

一般的な作業着は色が薄いものが多いので、中には濃い色の作業着を自前で用意しているという女性もいるようです。

土木女子(ドボジョ)がキツいという女性の口コミ

今現在の労働環境で働き続けることが難しいと感じて、当サイトにご相談をいただくドボジョの皆さんからお聞きしたエピソードをご紹介します。

もしも同じ悩みを抱えている方がいたら、転職して環境を変えることも検討しましょう。

土木の現場で働いていますが、体力的にかなりきついです。重い材料を動かすことが多く、男性中心の職場で体力勝負の作業が辛い。

また、女性としての配慮が少ない環境で働くのは精神的にも負担が大きいです。

25歳・女性

商業施設などで現場監督をしていますが、長時間の外仕事は夏は暑さ、冬は寒さが厳しく、体を壊しそうです。

「女性だから」「女性なのに」といった言葉もあるので、少なからず見た目にも気を使わないといけないのが、更にストレスです。

30歳・女性

技術者として長年働いていますが、プロジェクトごとの人間関係が大変でした。

やはり上司とのコミュニケーションが難しく、自分の意見を通すのに苦労していました。

正直女性だからといって、少し意見が通りづらかった気もします。

40歳・女性

土木を始めて数年経ちますが、現場での扱われ方が悩ましいですね。

とくに安全面での配慮が男性と異なり、同じ作業をするにも制限が多く感じられます。

人はもちろん、業界全体に受け入れ態勢が整っていないことがストレスの原因の一つです。

28歳・女性

土木業界における女性としての立場はまだまだ困難が多いと思います。

現場での性別による扱いの違いや、キャリアアップの機会の少なさにフラストレーションを感じる瞬間も多々ありました。

精神的にも肉体的にも負担が大きい毎日だと思います。

35歳・女性

土木女子についてよくある質問

まだまだ割合の少ない土木女子。どのような仕事なのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。

土木女子についてのよくある質問をまとめてみました。

  • 土木仕事は女性にはきつい?
  • 土木系の女性の求人はある?
  • 現場仕事で女性は邪魔といわれないの?

ひとつずつお答えしていきます。

土木仕事は女性にはきつい?

土木仕事は、体力的にも職場環境的にも女性にはきついことも少なくありません。

実際に土木業界で働く女性がきつい・辞めたいと感じたきっかけをいくつか紹介します。

  • 「女性だから」という理由で男性社員からナメられる
  • 男性社員からのセクハラやパワハラ
  • 力仕事や外での作業が体力的にきつい
  • 女性に配慮した職場環境が整っていない

このように、土木業界で働く女性はさまざまな悩みを抱えており、実際に「きつい」と感じる方も少なくありません。

しかし、現在は女性の社員も増えてきており、少しずつ職場環境が整備され、制度なども変わってきています。

土木系の女性の求人はある?

土木系の女性の求人はあるのかは、土木業界を目指す女性は特に気になるポイントですよね。

男性の多い業界とはいえ、女性が活躍している会社の求人は数多くあります。

実際に当サイトをはじめとする様々な求人サイトで「女性活躍中」と条件を絞り込んで検索をすると100件以上の求人が表示されます。

土木業界で働く女性の割合が増えるとともに、女性の求人もますます増えてくるのではないでしょうか。

現場仕事で女性は邪魔といわれないの?

女性ならではの視点で仕事ができるので、決して邪魔だと感じる必要はありません。

男性があまり気にならないような細かいところに気が付くことができれば、現場での安全管理や品質管理などで大きな強みになります。

クライアントや施主との打ち合わせでも、気配りはもちろん女性視点での図面の確認や説明などで、男性にはない新たなアイデアが見つかることもあるでしょう。

男性の多い職場だからこそ、女性ならではの視点が大きな武器になるのです。

まとめ

土木女子(ドボジョ)について詳しく紹介しました。

土木業界は、体力仕事や男性社会など女性にとってはきついと感じることも多いのが実情。

しかし、女性だからこそ土木工事の現場で活躍できることも少なくありません。

少しずつ業界全体が変わってきて、女性が働きやすい環境作りが進んでいます。

まだまだ女性が少ないからこそ、これから目指す女性にとっては多くのチャンスがある業界と言えるでしょう。

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