現場監督と施工管理の仕事内容の違いとは?女性や未経験でもなれる?

「現場監督と施工管理の仕事に、なにか違いはあるのだろうか?」
「現場監督って、未経験や女性でもできるのかな?」
「施工管理をするには、何か資格は必要なのかな?」

建設業界での転職を検討する際に「現場監督」や「施工管理」といった職種を、よく目にするのではないかと思います。

しかしその2種類の求人を見て、どのように違いがあるか理解している方は少ないのではないでしょうか。またどのような仕事内容なのか、求人票の文面だけではよくわからないこともあるでしょう。

この記事では、現場監督と施工管理の違い、女性や未経験でもできる仕事なのかどうか詳しく解説しています。

年収やキャリア形成についても解説していますので、現場監督や施工管理の仕事に興味のある方や、同業他社への転職を検討している方は、ぜひご一読いただき参考にしてくださいね。

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現場監督と施工管理に明確な違いはないが微妙に違う

現場監督と施工管理の違い

結論からいうと、現場監督と施工管理はいずれも工事現場の監督をする業務であり業務内容に違いはほとんどありません。ですがそれぞれの企業内の慣例によって、呼称や業務に違いがあるケースがあります。

現場監督と施工管理の業務内容については、法律で定められた明確な基準はありません。

おもに現場作業中心に管理するのが現場監督、事務作業の割合が大きくなる業務を施工管理として区別している企業もあるようです。

規模の大きな現場では施工管理と現場監督を別の方が担当するケースも見られますが、小さな現場では1名ですべてを管理監督することが多くなります。

明確にあげられる違いとしては「施工管理技士」の資格の有無であり、資格を持つことで業務内容の幅が広くなります。

現場監督の主な仕事内容・役割

現場監督の業務としては、具体的には次の内容があげられます。

工程管理

定められた工期内に工事が完了するように、日程管理をします。

工程管理表を作成して月単位・週単位・日単位で工事の進捗を管理し、工事現場全体の日程調整をするのが主な業務です。

品質管理

設計図や仕様書の通りに施工されているか管理するのも、現場監督の業務です。

材料や寸法は違っていないか、十分な強度は確保できているか、仕様書通りの機能を果たしているかなどをチェックし、品質を管理します。

第三者機関の試験がある際には同席し、必要十分な品質が守られているか確認するのも現場監督の仕事です。

安全管理

現場での安全管理も現場監督の大きな仕事です。

作業中に作業者や周辺環境に事故が起きないよう、現場監督は安全な環境を確保するよう管理します。

「KY(危険予測)活動」「5S運動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」「ヒヤリハット」など現場に携わる作業者への注意喚起、納品業者や近隣住民の安全確保など、多方面から安全に対する対処をします。

予算管理

工事にかかる予算と実際にかかる費用を計算し、人件費や原料費の管理を実施します。

予算との差異が大きくなる場合は施工主と相談のうえ、工事計画の修正や業者の再選定などの措置を取ります。

その他

基本的には監督業が主な業務ですが、それほど人員が多くない小さな現場では、現場監督自ら現場作業に入ることもあります。

実際の現場作業のスキルを求められるケースがありますので、現場の状況を常に把握しておくことが大切です。

施工管理の主な仕事内容・役割

施工管理の業務としては、上記の現場監督の業務内容とほとんど変わりません。

現場監督と比較して現場作業に携わる比率が低く、事務作業の割合の増えるケースが多くなります。なお、施工管理技士の資格所持者しかできない業務があります。

専任技術者・監理技術者・主任技術者

建設業法において、建築業の各営業所には「専任技術者」、工事現場には規模に応じて「監理技術者」「専任技術者」を配置しなければならないと定められています。

指定建設業(土木・建築・電気・配管・鋼構造物・舗装・造園の各工事)では、施工管理技士の資格を持たなければ上記の業務に就けません。

指定建設業以外では実務経験年数で任用できるケースがあるので、自身が条件を満たしているか確認してみるとよいでしょう。

「施工管理」と「施工監理」には明確な違いがある

「施工管理」と「施工監理」はよく似た名称ですが、業務内容は明確に異なります。

施工管理がおもに工事現場の進行を管理する業務であるのに対し、施工監理は設計通りに工事が実施されているか確認するのが主な業務です。

施工監理は建築物の設計者や監理業者が担当することが一般的で、いわば施工主の代理人といった立場となります。

現場への常駐は原則的にせず、工事途中に必要なタイミングで何度か現場に訪れて設計と異なっている部分はないかチェックするのが一般的です。

現場監督・施工管理の年収

現場監督の年収

現場監督と施工管理は基本的に業務内容が変わらないため、年収の違いは採用する企業による部分が大きくなります。

転職・求人サイトによる現場監督・施工管理の平均年収、国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」による民間の平均年収を比較すると下記のとおりです。

職種平均年収
現場監督(正社員)約460万円
施工管理(正社員)約461万円
民間(職種を問わない)約433万円

データを見る限り、民間の給与平均に大きな差は見られません。ただしあくまで平均値での比較であり、資格の有無や経験、年齢によって差はあります。

また、一般的に都市圏にある企業の給与は高めであることが多く、資格を持っているとさらに給与面での上乗せが期待できるでしょう。

いずれにせよ企業によって業務内容や待遇に違いがあるため、給与面でも大きな差が出ます。

自身の求める業務内容で募集している企業をピックアップして、自分なりに研究してみるのが転職成功への近道となるでしょう。

建築業界では女性の現場監督や施工管理が活躍している

現場監督-女性

以前は建築業界といえば男性社会であり、女性の就ける仕事は事務など一部の業務に限られていたイメージがあります。

しかし近年では男女差のハードルは年々下がっており、建築現場で働く女性の姿も数多く見かけるようになりました。現場監督や施工管理でも同様で、女性の進出がかなり進んできた業界であるといえるでしょう。

女性が現場監督や施工管理として働くメリット

女性が現場監督や施工管理として働くメリットは、次のようなことが挙げられます。

名前と顔を覚えてもらいやすい

女性が増えてきたとはいえ、女性の現場監督や施工管理はまだまだ少数派であるのが現状です。

現場の作業員も男性が多いため女性は目につきやすく、声をかけられることは男性より多くなるでしょう。

もちろん業務がきちんとできているのは前提ですが、顔と名前を早く覚えてもらえることで、その後のコミュニケーションや信頼関係の構築がスムーズになります。

キャリア構築がしやすい

女性は出産や育児で休暇を取ることが、男性より多くなるのは事実です。

産休や育休明けで業務に戻る際、現場監督や施工管理であれば、業務内容は基本的に変わらないので復帰がしやすい環境となっています。

さらに資格やスキルを身につけている場合は、復帰後のキャリアアップも見込めるでしょう。

女性の視点を生かせる

男性社会である建築現場では、女性の目線で見ると新たな発見をすることがあります。

女性ならではのきめ細やかな目線で、これまで見過ごされていた危険箇所や清掃の行き届いていない箇所を洗い出すといった業務改善が可能です。

女性ならではの安心感を与えられる

女性が現場監督や施工管理をすることで、女性専用の更衣室などの整備が進められ、女性の作業員でも働きやすい環境を整えられます。

施工主や来客が女性の場合、女性同士のざっくばらんな会話で新たな提案ができることも考えられます。

男女差なく勤務できる

現場監督や施工管理の業務は、男女の差がなく勤務できることも魅力となります。

作業現場では、女性だからといって特別扱いはされません。

その分実力があれば認めてもらえるチャンスは大きく、他の女性従業員のモチベーションアップにつなげられる可能性があります。

女性が現場監督や施工管理として働くデメリット

一方で、どうしても女性であることのデメリットは存在します。

体力的に男性にはかなわない部分がある

建設現場では、体力的に負担となる部分があるのは否めません。

重い荷物を運んだり足場の悪い現場に出たりという場合は、どうしても体力が必要となります。

女性だからといって諦めるのではなく、できる限り体力作りに取り組んでいくことも大切です。

女性への偏見がある

建設現場の作業員は、まだまだ男性が圧倒的に多いです。

中には女性から指示を受けることに偏見を持つ方も、いないとは限りません。

誠実に業務に取り組んで実力を認められることで、性別の差がなく信頼を得られるようになるでしょう。

資格なし・未経験から現場監督や施工管理になることも可能

現場監督-未経験

資格や経験がなくても、現場監督や施工管理の業務に就くことは可能です。

求人情報でも「未経験・無資格でも可能」となっているものをよく見かけると思います。

未経験からでも就職することは可能ですが、その後のキャリアアップを目指すためには次にあげることを頭に入れておくとよいでしょう。

実務経験を積む

まずは実務経験を積んで、現場監督や施工管理の業務を覚えるところからスタートです。

就職当初は先輩社員が取り仕切る現場で、施工管理の経験を積むのが一般的です。

業務に慣れてきたらより複雑な業務を覚え、ゆくゆくは一人で現場を仕切れるようにならなければなりません。

大きな現場を一人で取り仕切るためには、資格が必要になる場合があります。

資格取得には現場での実務経験が必要となりますので、受験できる年数まで地道にキャリアを積み上げましょう。

施工管理技士の資格を取る

実務経験を積むと、施工管理技士の受験資格が得られます。

施工管理技士は国家資格であり、内容によって7種類の資格があります。

自身の業務で必要となる分野の資格を選んで、資格取得を目指しましょう。

施工管理技士には1級と2級があり、それぞれに受験資格が設けられています。

いずれの試験も合格率は50%前後と難易度は高く、簡単に取れる資格ではありません。

ただ、資格を持っていると、上にあげたとおり「専任技術者」「監理技術者」「主任技術者」への道が開けます。

また転職時にも資格を持っていれば有利となるため、まずは2級に挑戦して、最終的に1級取得を目指すとよいでしょう。

現場監督や施工管理に向いている人

現場監督に向いている人

未経験や無資格でも、現場監督や施工管理の業務に就くには問題なく、誰にでも就職できるチャンスはあります。

しかしながら次にあてはまる方であれば、より現場監督や施工管理に向いているといえるでしょう。

コツコツと努力できる

現場監督や施工管理は覚えることも多く、大きな現場では完成まで数年単位となることもあります。

日々の業務をコツコツと確実にこなせる方であれば、現場監督や施工管理の業務が苦にならずこなせるでしょう。

コミュニケーションが取れる

現場監督や施工管理では、施工主や各業者、作業員との連携が必要不可欠となります。

働く方の年齢や性別もさまざまで、時には自分より一回り以上の方へ指示を出さなければならないケースも出てくるのです。

そのような状況になってもうまくコミュニケーションを取れる能力を、現場監督や施工管理には求められます。

臨機応変に対応できる

作業現場では、毎日のように大小かかわらず問題が発生するものです。

現場監督や施工管理は、そういった問題を一つひとつ解決しなければなりません。

あらゆる場面でも対処できるような臨機応変さがあれば、業務上で大きな問題になることは少なくて済むでしょう。

現場監督や施工管理の経験は転職時に役に立つ!

現場監督は役立つ

現場監督や施工管理の経験は、同業他社への転職時に非常に役立ちます。

現場監督や施工管理の求人には未経験可のものもよく見られますが、経験者は優遇されているケースが多くなっています。

現場監督や施工管理として一人前になるには、ある程度の実務経験は必要です。中途採用で即戦力を求めている企業であれば、これまでの経歴が重視されるのも理解できます。

さらに施工管理技士の資格を持っている方であれば、管理技術者や専任技術者としての求人にも応募が可能です。

給与や待遇面で優遇されるケースも多く、これまでの経験値を転職でうまくいかせることも多くなるでしょう。

トントンでも各種現場監督や施工管理の求人を数多く取り扱っています。転職を少しでもお考えの方は、一度求人情報をのぞいてみてはいかがでしょうか。

まとめ

現場監督と施工管理は業務内容にそれほど大きな違いはなく、企業内での取り扱いで呼ばれ方の違うケースが多くなっています。

しいて言えば現場監督はより現場寄り、施工管理はどちらかといえば事務作業寄りといった区別となるでしょう。

いずれの仕事も体力や頭を使う仕事となりますので、楽な仕事でないことは間違いありません。

しかしながら女性や未経験者からでも就かれている方は多く、そういった意味では門戸の開かれた業種だといえるでしょう。

コツコツと取り組むことが好きで、コミュニケーションが苦にならないという方は、現場監督や施工管理を検討してみてはいかがでしょうか。

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