
建設業界で働くならホワイト企業で働きたいと考えるのは当然です。しかし、ホワイト企業の定義や見極めがつかず困っている方もいるでしょう。この記事では、建設業界の代表的なホワイト企業5つと見極め方、ホワイト企業へ転職するコツを紹介しています。
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目次
建設業界の代表的なホワイト企業5選
建設業界はブラックなイメージがありますが、実はホワイト企業もたくさんあります。なかでも代表的なホワイト企業として、以下のような建設業者が挙げられます。
- 1. 鹿島建設株式会社
- 2. 株式会社大林組
- 3. 株式会社竹中工務店
- 4. 東急建設株式会社
- 5. 清水建設株式会社
1. 鹿島建設株式会社
鹿島建設株式会社は日本を代表する建設業界のリーディングカンパニーである、国内外での大規模工事を請け負う会社です。年収の高さや労働環境整備にはかなり力を入れており、週休2日や各種休暇制度も積極的に取り入れています。また保養施設なども多数所有しており、社員が自由に使えるリゾートホテルでリフレッシュができるようにするなど、社員のプライベートを充実させる試みを取り入れている点も評価できます。
平均年収 | 1139万円 |
福利厚生 | 社宅・独身寮厚生施設 健康管理センター、保養所、契約リゾートホテル、契約スポーツ施設 クラブ活動:各種文化・運動サークル 各種制度:住宅融資制度、持株会など |
年間休日 | 126日土日祝日休み |
有給取得率 | 49.6% |
平均勤続年数 | 18.3年 |
離職率 | 1.1% |
2. 株式会社大林組
株式会社大林組はスーパーゼネコンの1つで、東京タワーやスカイツリーの建設にも携わっています。労働環境も非常に良く、社員寮や住宅手当、育児休暇など働きやすい環境作りにこだわっており、ホワイトな環境で働ける企業といえるでしょう。特に育児休暇の取得状況は100%以上で、また復職率が100%と高い点にも注目です。女性がライフステージに合わせて休暇を取得し、また仕事に復帰できる環境が整っています。
平均年収 | 1053万円 |
福利厚生 | 社員寮 住宅手当 保養所育 児休暇 育児時短制度 |
年間休日 | 125日土日祝日休み |
有給取得率 | 40.6% |
平均勤続年数 | 17年 |
離職率 | 1.7% |
3. 株式会社竹中工務店
株式会社竹中工務店は大型商業ビルなどを中心に、日本全国の大型建築に対応する建設業者です。女性が活躍しやすい会社を目指しており、働く母親が安心して搾乳したり回復できる女性専用休憩室を設置、また育児や介護の状況に応じて残業や転勤免除制度があるなど、ライフステージの変化にも柔軟に対応できるでしょう。
平均年収 | 1028万円 |
福利厚生 | フレックスタイム 在宅勤務 女性専用休憩室 産前産後休暇 男性の出産立会い休暇 |
年間休日 | 125日以上 |
有給取得率 | 58.6% |
平均勤続年数 | 18.6年 |
離職率 | 2.8% |
4. 東急建設株式会社
東急建設株式会社は準大手ゼネコンで、ビルやマンション、上下水道や道路などの工事を専門的に取り扱っています。福利厚生制度が特に充実しており、年間10万ポイントを付与して社員が自由に使える制度や資格取得の奨励制度など、さまざまな補助待遇を用意しています。
平均年収 | 936万円 |
福利厚生 | カフェテリアプラン 資格取得奨励金 資格手当 寮制度 住宅手当 共済会 別居手当 単身赴任者向け帰宅交通費 独身者向け規制交通費 育児・介護休暇制度 退職金制度 |
年間休日 | 125日以上 |
有給取得率 | 53.7% |
平均勤続年数 | 19.6年 |
離職率 | 4.8% |
5. 清水建設株式会社
清水建設株式会社はスーパーゼネコンと呼ばれる大手5社の1つです。医療機関の建築やLNGタンクの施工、神社や寺院の建築などを得意とします。年収が高く有給取得率も約60%を記録するなど、ホワイト環境な会社です。また、住宅制度や産前産後休暇など、ライフステージに合わせた働き方ができる点も魅力といえます。
平均年収 | 1010万円 |
福利厚生 | 社宅・独身寮 社員持株会 財形貯蓄積立金制度 フレックス制度 ベビーシッター補助 時短勤務 産前産後休暇 |
年間休日 | 125日以上 |
有給取得率 | 58.5% |
平均勤続年数 | 15.9年 |
離職率 | 1.7% |
ホワイト企業かどうかを見極めるための4つのポイント
建設業界のホワイト企業を探すには、以下4つのポイントをよく確認しましょう。
- 年収や福利厚生などの待遇面
- 休日数や有給の取得率
- 残業時間
- 平均勤続年数と離職率
年収や福利厚生などの待遇面
働くうえでのやりがいとなる年収、福利厚生などの待遇は求人情報で必ずチェックしましょう。年収の高い会社は資金力があり、DXの推進や働き方改革の定着にも積極的に取り組んでいる可能性が高いです。
残業が少なく週休2日制で年収も低いうえ、福利厚生が不足していると、働きやすい環境とはいえません。労働環境が整っており、尚且つ年収も高く待遇も良い企業を探しましょう。
休日数や有給の取得率
建設業界におけるホワイト企業の特徴は、休日数や有給取得率です。休日の日数が週に1回ではなく土日祝日が休みであること、また休暇制度が整っている会社を選びましょう。また、与えられている有給を取りやすい環境かどうかは、取得率で確認できます。
有給制度があっても取得できない環境なら、取得率はかなり低くなるはずです。先ほど紹介したようなホワイト企業も有給取得率はとても高い傾向にあり、多くの社員が有給を取得していることがわかります。
残業時間
確かに建設業界は他業種に比べて残業時間が長い傾向にありますが、2024年4月から適用される労働時間の上限規制により、今までのように残業はできなくなります。これに先駆けてホワイト企業では、残業時間を削減する取り組みを実施してきました。
求人を見る際に平均残業時間をチェックすると、その企業の労働環境改善への取り組みを推測できます。残業が少なめの会社であれば業務の効率化が進んでおり、ライフワークバランスをとりやすいでしょう。一方で残業時間が多い企業はプライベートの時間がなくなり、長時間労働で心身の健康を損なう可能性があるため、避けた方が良いです。
平均勤続年数と離職率
求人情報を見る際には、平均勤続年数と離職率を参考にしましょう。勤続年数が長く離職率が低い企業は、入社した人が長く働ける環境の良い職場と推測できます。反対に勤続年数が短く離職率が高い企業は、環境や社内風土に問題がある可能性が高いです。
せっかく転職するなら、長く働ける企業へ転職したいと考えるのは当然です。求人を探す際には会社の勤続年数と離職率をチェックしたうえで、ホワイト企業かどうか見極めましょう。
建設業界のホワイト企業に転職するには?

建設業界のホワイト企業は条件や環境が整っており、年収や待遇が良い会社です。より良い環境で働くために、建設業界のホワイト企業へ転職する方法を3つ紹介します。
- ホワイト企業かどうかを見極めるためのポイントをしっかりチェックする
- 口コミサイトで情報を集める
- 転職サービスを活用する
ホワイト企業かどうかを見極めるためのポイントをしっかりチェックする
一番重要なのは、志望先の企業がホワイト企業かどうかを見極めることです。志望先の企業がネームバリューのある大手でも、ブラック企業だと環境の悪さにすぐに退職する可能性もあります。先述した年収や待遇、残業時間や福利厚生、休日数や有給取得率を確認しましょう。
ホワイト企業の条件を満たす会社を見つけたら、志望先として候補にいれましょう。ただし、求人内容だけでホワイト企業だと判断するのは危険です。次の項目で説明する口コミも調査して、転職志望先にするかどうか決めましょう。
口コミサイトで情報を集める
求人情報からホワイト企業だと判断した建設業者の口コミを、インターネットで検索しましょう。求人情報の数字はあくまで全社の平均値であり、部署によってはブラックな気質があるかもしれません。「〇〇建設・口コミ」と検索したり、転職専門の口コミサイトを使って、実際に働いている社員の口コミをチェックしましょう。
働いている人の体験談から、その企業が評判通りホワイトなのかを見極められます。ホワイトといわれていても実態は休みが取れない、休日にも電話がかかってくるような口コミがあれば、ブラックな職場かもしれません。反対に、口コミサイトでも「労働環境が良い」と書かれていれば、志望先の建設業者はホワイト企業と判断して良いでしょう。
転職サービスを活用する
建設業のホワイト企業へ転職するなら、建設に特化した転職サービスを利用しましょう。転職サービスには非公開求人という一般公開されていない求人情報が掲載されています。
転職サイトやエージェントなどを活用すれば、より好条件のホワイト企業を見つけられるでしょう。
また、転職エージェントは転職活動を包括的にサポートしてくれる点もメリットです。専門家が転職先の紹介だけでなく、履歴書添削や面接サポートもおこないます。転職活動に行き詰まった際の心の支えにもなるので、ぜひ建設業に特化したエージェントも利用も検討してください。
まとめ
建設業はブラック企業ばかりというイメージが先行していますが、実はホワイト企業も多いです。ホワイト企業の特徴は年収や待遇面が充実しており、休暇や各種制度、離職率が低く勤続年数が長いことです。
より良い環境で働きたいと考えるなら、ホワイト企業の見極め方を把握して転職先を探しましょう。またその際は転職サービスを利用すれば、プロからアドバイスを受けられるのでホワイト企業の見極めや志望先企業の内定獲得をスムーズに進められます。