研削砥石特別教育の種類とは?対象者や内容を詳しく解説!

建設業界で働いている方の中で、「研削砥石特別教育」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ただ、具体的にどういった講習なのか、特別教育を受講することで、どういったメリットがあるのか、わからない方も多いでしょう。

そこで、今回は、研削砥石特別教育とはどういうものかに加え、研削砥石特別教育の種類、受講後の目指せるキャリアについて解説します。さらに、記事の後半では、研削砥石の仕事に向いている人も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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そもそも研削砥石とは?

建設業界で働いている方であれば、「研削砥石(けんさくといし)」という言葉を聞いたことがあるでしょう。とはいえ、これから建築・建設業界を目指す方は、研削砥石が具体的にどのような作業なのかわからない方がほとんどでしょう。

研削砥石の「研削(けんさく)」は砥石などで削って、表面を滑らかにするといった意味があります。研削砥石とは、砥石(といし)を高速回転させて、加工物を削るための工具のことであり、さまざまな対象物の加工に使用します。

研削砥石に特別教育がある理由

研削砥石は、砥石を使った加工工具・方法のひとつであり、さまざまなところで活用されています。ただ、そもそも研削砥石には、なぜ特別教育があるのでしょうか。

研削砥石は、円盤状の砥石をグラインダーなどの機械に取り付けて、対象物を切断したり、加工したりすることから、作業には危険が伴います。砥石が高速回転することから、作業者が砥石、研削、グラインダーに関する適切な知識を持っていなければ、大きな事故につながりかねません。

そのため、作業者の安全を保護するために、労働安全衛生法において、研削砥石を扱うには研削砥石特別教育の受講が義務付けられています。

特別教育を受けずに作業することはできる?

特別教育と聞くと、長い時間をかけて講習を受けたり、高額な受講料を支払わなければならないというイメージがある方も多いのではないでしょうか。そのため、実際に工事をおこなう事業者の中には、「特別教育を受けずに受講できるのか?」といった疑問を持っている方もいるでしょう。

しかし、労働安全衛生法において、研削砥石の作業をおこなうときは、特別教育を受講しなければならないと定められています。万一、研削砥石特別教育を受けずに、研削砥石作業をおこなった場合、事業者は6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるので注意が必要です。

研削砥石特別教育の種類について

研削砥石の作業をおこなうには、法律で定められた特別教育を受講しなければなりません。ただ、ひとえに研削砥石特別教育といっても、2つの種類があり、それぞれ習得できる知識や技術に違いがあります。

ここでは、「自由研削砥石の特別教育」と「機械研削砥石の特別教育」の概要や特徴を詳しく見ていきましょう。

①自由研削砥石に関する知識が得られる「自由研削砥石の特別教育」

研削砥石特別教育のうち、「自由研削砥石の特別教育」とは、「自由研削用砥石の取替え又は取替え時の試運転の業務」に従事する方を対象にした講習です。

主に、グラインダーや切断機などの電動工具を用いた研削作業が該当し、それらの作業をおこなうためには、自由研削砥石の特別教育を受講しなければなりません。

以下、自由研削砥石の特別教育のカリキュラムです。

教育科目講習内容講習時間
自由研削用研削盤、自由研削用砥石、取付け具などに関する知識自由研削用研削盤の種類及び構造並びにその取扱い方法自由研削用砥石の種類、構成、表示及び安全度並びにその取扱い方法取付け具・覆い・保護具2時間
自由研削用砥石の取付け方法及び試運転の方法に関する知識自由研削用研削盤と自由研削用砥石との適合確認自由研削用砥石の外観検査及び打音検査取付け具の締付け方法及び締付け力バランスの取り方試運転の方法1時間
関係法令法、労働安全衛生法施行例(昭和47年政令第318号)及び安衛則中の関係条項1時間
実技教育自由研削用砥石の取付け方法及び試運転の方法2時間

②機械研削砥石に関する知識が得られる「機械研削砥石の特別教育」

一方、「機械研削砥石の特別教育」は、「機械研削砥石の取替え又は取替え時の試運転の業務」をおこなう作業者を対象とした特別教育です。

平面研削盤をはじめ、円筒研削盤といった工作機械を使った作業が対象となり、それらの作業をおこなう際は、事前に講習を受けておかなければなりません。

以下、機械研削砥石の特別教育のカリキュラムとなります。

教育科目講習内容講習時間
機械研削用研削盤、機械研削用砥石、取付け具などに関する知識機械研削用研削盤の種類及び構造並びにその取扱い方法機械研削用砥石の種類、構成、表示及び安全度並びにその取扱い方法取付け具・覆い・保護具・研削液4時間
機械研削用砥石の取付け方法及び試運転の方法に関する知識機械研削用研削盤と機械研削用砥石と適合確認機械研削用砥石の外観検査及び打音検査取付け具の締付け方法及び締付け力バランスのとり方 ・試運転の方法2時間
関係法令法、労働安全衛生法施行例(昭和47年政令第318号)及び安衛則中の関係条項1時間
実技教育機械研削用砥石の取付け方法及び試運転の方法3時間

基本的には、自由研削砥石の特別教育と機械研削砥石の特別教育とでは、対象者に大きな違いはなく、それぞれ該当の作業をおこなうときは、必ず受講しなければなりません。

ただ、講習内容や講習時間に違いがあることから、どちらの特別教育を受講するかに加え、トータルでどれだけの時間がかかるのかも、あらかじめ確認しておきましょう。

上記の研削砥石特別教育の受講方法

研削砥石特別教育には2つの種類があり、作業内容に応じて、それぞれの講習を受講しなければなりません。自由研削砥石特別教育の場合、オンラインでも受講可能なので、実際に講習会場に行く手間や時間を省けることから、気軽に受けられるのが特徴です。

また、オンラインで受講した場合、すべての講習を受けたあと、修了証を発行してもらえます。スマートフォンのアプリを利用している方は、即日に自動で発行されることから、すぐに証明書を受け取れるのがメリットといえるでしょう。

しかも、スマートフォンやタブレット、PCなどがあれば、どこからでも気軽に受講できるので、自宅や職場など、好きな場所で特別教育を受けられます。

研削砥石特別教育受講後のキャリア

研削砥石特別教育を受けることで、対象となる加工をおこなうことができ、キャリアアップやスキルアップを目指すことが可能です。ただ、具体的に、どういったキャリアがあるのか、いまいちイメージできない方も多いのではないでしょうか。

研削砥石特別教育を受けることで、該当の作業をおこなうことができ、仕事の幅が広がるのがメリットです。たとえば、建築現場や生産工場などでは、機械加工業務をおこなうことが多く、その際に自由研削砥石を活用するケースも少なくありません。

とくに、機械加工時に発生する、「バリ」を取り除く際には、研削砥石をおこなうことが一般的です。もちろん、研削砥石をおこなえるのは研削砥石特別教育を受講した作業者のみです。したがって、研削砥石特別教育を受けることで、さまざまな業務に就くことができ、いろいろな現場で重宝されるでしょう。

また、すでに研削砥石特別教育を受講している方や、研削業務をおこなったことがある方は、さまざまな職場で即戦力となることから、スムーズな転職活動をおこなえる可能性が高いのも魅力といえます。

研削砥石の仕事に向いている人

建築・建設業界では、研削砥石が必要不可欠なケースも多く、研削砥石特別教育を受講した経験がある方は重宝されるでしょう。とはいえ、「自分にできるかな?」「自分に向いているのかな?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、研削砥石の仕事に向いている人の特徴を見ていきましょう。

細かい作業が好き

研削砥石は、細かい作業がメインとなることから、手先が器用な方にぴったりの仕事といえます。また、細かな作業をしていても、集中力を絶やさずに作業に没頭できる人であれば、研削砥石の業務が苦になりにくいでしょう。

さらに、研削砥石には危険な作業が伴うため、適切な方法でしっかりと作業できるかがポイントとなります。そのため、基本を忠実に作業できる方が研削砥石の作業に向いているでしょう。

責任感が強い

研削砥石の作業では、高速回転するグラインダーなどを扱うことから、リスクが伴います。作業者自身がケガをしないように注意するのはもちろん、周辺にいるほかの作業者にも安全に配慮しなければなりません。

そのため、責任感が強い方が研削砥石の仕事に向いているといえます。また、研削砥石特別教育を受講した方しか実際の作業をおこなうことができないので、責任をもってしっかりと作業できるかどうかもポイントとなるでしょう。

ものづくりが好き

研削砥石の作業は、建築や建設業界でおこなわれるのが一般的です。製造工場はもちろん、建築現場などでもおこなうことから、常に「ものづくり」が近くにある環境といえるでしょう。

したがって、ものづくりが好きな人であれば、作業を楽しみながら研削砥石の仕事ができるかもしれません。もちろん、研削砥石特別教育の受講には、時間がかかってしまうことから、講習自体を苦と感じてしまう可能性はあるでしょう。

しかし、ものづくりが好きな人であれば、自身のスキルアップのためという自覚を持ち、しっかりと研削砥石特別教育を受講できるのではないでしょうか。

まとめ

建築や建設業界で働いている方の中で、「研削砥石特別教育」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

研削砥石特別教育を受講することで、自由研削砥石や機械研削砥石に関する業務をおこなうことが可能になります。研削砥石特別教育を受ければ、社内における仕事の幅が広がるのはもちろん、転職時にも有利になるでしょう。

ぜひ、今回紹介した研削砥石特別教育の種類や受講内容などを参考にしてください。

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