マンション管理士とは?仕事内容から試験の内容までまとめて解説!

「マンション管理士とはどのような資格なのだろうか」

「マンション管理士ができる仕事を知りたい」

このようにマンション管理士に興味がある人も多いのではないでしょうか。

マンション管理士は、マンション住民が円滑に暮らせるように、マンションの管理に関してコンサルティングする資格を保持する人のことです。

本記事では、マンション管理士の概要や仕事内容、資格を取得するメリットなどを詳しく解説します。

マンション管理士の資格取得を目指している方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

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マンション管理士とは

マンション管理士とは、マンションの維持管理に関する専門家のことです。公益社団法人マンション管理センターの実施するマンション管理士試験に合格した後に、マンション管理士として登録する必要があります。

マンション管理士は、国土交通省が認定する国家資格であり、不動産業に携わる人たちから人気の資格の一つです。

具体的な仕事内容には、マンションの維持管理の提案や大規模修繕の計画立案などのコンサルティング業務があります。

マンション管理士の仕事内容

マンション管理士の主な仕事内容は、以下の通りです。

  • 相談業務
  • 大規模修繕工事の計画立案
  • 管理規約や利用規約の制定
  • トラブル対応

それぞれ詳しく解説します。

相談業務

マンション管理士は、管理組合の役員や担当者から相談を受けることも少なくありません。

また、自治体が主催するセミナーや相談会などでも、アドバイザーとして参加を求められることもあります。

具体的には、以下のような相談内容が挙げられます。

  • 会計処理の方法
  • 組織運営の方法
  • 植栽や駐輪場の見直しや改善
  • 防犯対策の向上 など

このような、マンション管理に関する相談にのるのも、マンション管理士の大切な役割です。

大規模修繕工事の計画立案

大規模修繕工事の計画を立案するのは、マンション管理士の業務の一つです。

マンションは、およそ12年に1度の周期で大規模修繕工事が必要になります。大規模修繕では多額のコストがかかるため、日頃から修繕積立金を徴収しています。修繕箇所の選定と修繕予算を勘案して、プランニングを行います。

さらに、工事会社の選定から手配、手続きなどもマンション管理士の仕事だと覚えておきましょう。

管理規約や利用規約の制定

マンション住民が快適に暮らせるように、基本ルールとして管理規約や利用規約の制定を行います

例えば、エントランスやエレベーターなどのマンション共用部分の使用方法や、専有部でペットを飼っていいかの可否などを決める必要があるのです。

また、一度決めた管理規約の見直しも、マンション管理士の重要な仕事です。

トラブル対応

トラブルへの対応もマンション管理士の仕事の一つです。

多くの人が一つのマンション内で生活するため、住民同士のトラブルも少なくありません。

具体的には、以下のようなトラブルが見受けられます。

  • 近隣住民の騒音
  • ゴミ出しのマナー
  • 喫煙マナー
  • 駐車場・駐輪場の使用方法
  • ペット対策 など

当事者間では解決しない問題も多くあります。そのため、マンション管理士がトラブルを解決に導き、適切なマンション運営を行えるようにします。

3.マンション管理士の資格を取得するメリット

マンション管理士の資格を取得するメリットは、以下の2つです。

  • マンション管理士の資格を取得することで就職・転職の幅が広がる
  • 独立開業できる

それぞれ詳しく解説します。

マンション管理士の資格を取得することで就職・転職の幅が広がる

マンション管理士の資格を取得することで、マンションの管理を行う会社や不動産関係の会社などへの就職・転職の幅が広がります。

株式会社不動産経済研究所が発表した「全国 新築分譲マンション市場動向 2022年」によると、全国的にマンションの平均価格は6年連続で上昇、㎡あたりの価格は10年連続で上昇しています。

マンション需要が衰えず新築マンションの建築が進んでいる現状を考えると、マンション管理士の需要も高いと予測できるでしょう。

また、自社でマンションを建てて販売し管理しているような会社への就職・転職も、資格があることで有利に働くと想定できます。

独立開業できる

前章で解説したように、マンション管理に関するニーズは今後ますます高まると考えられます。そのため、マンション管理士の資格を活かして、独立開業という選択肢も取る方もいます。

マンション管理士の資格と親和性の高い資格と併用することで、独立した際の収入アップや事業拡大の可能性が高まるでしょう。

例えば『マンション管理士 × 宅地建物取引士』の両資格を保有することで、 マンションの売買や賃貸にも携われ、より専門性の高い人材として需要が高まります。

独立開業を目指す場合は、マンション管理士の可能性に目を向けて、ダブルライセンスの取得を目指してみましょう。

マンション管理士試験の内容

公益社団法人 マンション管理センターが掲載している、令和5年度の試験内容をもとに、マンション管理士試験の内容を紹介します。

試験内容・マンションの管理に関する法令および実務に関すること・管理組合の運営の円滑化に関すること・マンションの建物および附属施設の構造および設備に関すること・マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
試験形式50問四肢択一
試験期日および時間令和5年11月26日(日) 午後1時〜3時
試験地札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市及び那覇市並びにこれらの周辺地域
受験資格年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験可能
受験手数料9,400円 (非課税)
受験申し込みについて・受験案内の配布期間:令和5年8月1日(火)〜令和5年10月2日(月)まで・受験申込受付期間:令和5年9月1日(金)から令和5年10月2日(月)まで(最終日消印有効)

受験の流れは以下の通りです。

  1. マンション管理士試験官報公告(6月上旬)
  2. 受験案内・申込書配布(8〜9月)
  3. 受験申込(9月)
  4. マンション管理士試験の受験(11月下旬)
  5. 合格発表(1月)

受験の申込期間は例年8〜9月ですが、およそ1ヵ月なので申込忘れがないように注意しておきましょう。

マンション管理士試験の合格率・難易度

マンション管理士試験の合格率は、以下の通りです。

試験年度令和4年度令和3年度
受験申込者数14,342名14,562名
受験者数12,209名12,529名
受験率85.1%86.0%
合格者数1,402名1,238名
合格率11.5%9.9%

参照:令和4年度マンション管理士試験の結果について|公益社団法人マンション管理センター

過去2年の合格率から、難易度の高い試験であるとわかります。受験者数のおよそ10人に1人が合格ということで、不動産関係の資格試験のなかでも難関試験の一つです。

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マンション管理士に関するよくある疑問・質問

マンション管理士に関するよくある質問として、以下の質問があります。

  • マンション管理士に似た資格にはなにがある?
  • マンション管理士になって年収1,000万円以上稼ぐことは可能?
  • マンション管理士は仕事がないって本当?

これからマンション管理士の資格取得を目指す人は、どれも気になる内容だと思うので読み進めてみてください。

マンション管理士に似た資格にはなにがある?

マンションの管理に関する資格は、マンション管理士以外にも存在します。具体的には、以下のような資格です。

資格内容
管理業務主任者マンションの管理業務において管理組合に対して重要事項説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格。
賃貸経営管理士賃貸アパートやマンションなどの賃貸不動産に関する深い知識を有する専門家にあたえられる国家資格。
防火管理者マンションの防火(防災)管理業務の責任者のこと。
消防計画の立案や火災を防ぐための設備に関する豊富な知識を有する。
消防設備士・消防設備点検資格者消防用設備等の点検を行うことができる資格。
マンションでは消防設備に関する定期点検が義務付けられている。
マンション維持修繕技術者マンションの維持や修繕に関して、一定水準の技術と知識を有する者にあたえられる資格。
マンションの調査や診断、修繕計画など、修繕に関する専門家。

マンション管理のなかでも、「具体的にどのような業務に従事したいのか」を考えて、取得すべき資格を検討してみましょう。

マンション管理士になって年収1,000万円以上稼ぐことは可能?

マンション管理士の年収相場は、およそ400万〜500万円です。

大手求人サイトの「求人ボックス 給料ナビ」によると、マンション管理士の平均年収は447万円という結果になっています。全体的な給与幅では300万〜828万円ですので、働き方次第で平均年収よりも大きく稼ぐことは可能ですが、年収1,000万円は簡単ではないでしょう。

マンション管理士で年収1,000万円以上を稼ぐ方法としておすすめなのは、ほかの資格と併用して付加価値を出すことです。マンション管理以外の関連した業務や独占業務ができれば、仕事が増え収入アップが見込めます。

また、独立開業や副業という方法で、年収を上げる人も少なくありません。

マンション管理士は仕事がないって本当?

「マンション管理士になっても仕事がない」という声もありますが、決してそんなことはありません。

なぜなら、国家資格である上にマンションは全国各地に無数にあり、それぞれ管理が必要なため安定しているからです。また、今度老朽化が進むマンションが増えることを考えると、修繕箇所の確認や修繕計画の立案などの仕事が増えると予測でき、仕事がなくなるとは考えにくいでしょう。

まとめ

本記事では、マンション管理士の仕事について、概要から具体的な仕事内容、資格を取得するメリットなどを詳しく解説しました。

不動産関連の国家資格として取得を目指す人も多い傾向にありますが、合格率が10%前後と決して簡単な試験ではありません。

ただ、現在のマンションの需要の高さやこれから起こるマンションの修繕などを考えると、マンション管理士の必要性は高まっていくと考えられます。

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