現場監督から転職!おすすめ転職先と施工管理から転職する際のコツと注意点

現場監督は、工事現場で作業員に指示を出し、全体を管理する重要な仕事。やりがいが大きく、魅力がある仕事です。

しかし、そんな現場監督の仕事内容や働き方が合わないという方もいれば、ステップアップのために転職を考える方も。

そこで今回は、現場監督からの転職でおすすめの転職先9選を紹介します。

現場監督が転職をするメリットや、転職を成功させるポイントまで詳しく解説していきます。

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現場監督からの転職でおすすめの転職先9選

現場監督からの転職でおすすめの転職先と、現場監督が転職するメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

転職先メリットデメリット
デベロッパー・現場監督としての経験や建設の知識が活かせる・会社や配属先によっては激務な可能性がある
・土日出勤の会社が多い
CADオペレーター・CADの操作経験があると重宝される
・現場での経験が活かせる
・緻密な計画や複雑な設計が要求される
・デスクワークが多いので、身体を動かして働きたい人には不向き
保守・点検会社・住宅設備などの知識がある現場監督経験者は、保守・点検未経験でも採用されやすい・緊急の対応が必要なことがある
・労災のリスクがある
不動産会社・建設に関する知識を活かせる
・コミュニケーション能力を接客で活かせる
・接客が苦手な人には不向き
建設コンサルタント・現場監督としての経験が活かせる
・公共事業に携われる
・一般的な給与水準よりも高い傾向
・一人前になるまで時間がかかる
・人手不足のため多忙になりがち
設計職・現場監督としての経験が活かせる
・職種によってはセンスを活かせる
・仕事内容が多岐にわたる・設計の見直しや修正が多いと忍耐力が必要
製造業・コミュニケーション能力と体力を活かせる
・自動車関連などであれば、収入が安定する
・契約社員からのスタートになることが多い
・単調な作業が辛いと感じることも
営業職・コミュニケーション能力を活かせる
・頑張り次第でインセンティブがもらえる会社が多い
・ノルマを達成するのに苦労する
技術系公務員・現場監督の経験が活かせる
・一般的な行政公務員よりも倍率が低い
・デスクワークが多い・年収アップしにくい
・個人の成果やキャリアが重視されにくい傾向

それぞれの仕事の内容や現場監督としての経験をどのように活かしていけるかについて、ひとつずつ詳しく解説していきます。

デベロッパー

デベロッパーは、宅地や新築マンションの開発、都市開発、リゾート地開発などを扱う業種。不動産業界に分類されています。

デベロッパーでは、プロジェクトの計画から完成までを管理します。

現場監督としてこれまでに培ってきた、プロジェクト管理能力や協調性を活かして活躍できるでしょう。

しかし、転職先の会社や配属される部署などによっては業務量が多く、夜遅くまで仕事をしなければならないことも少なくありません。不動産業界は土日出勤の会社が多いため、プライベートを充実させたい人にとっては向いている仕事とは言えないでしょう。

CADオペレーター

CADオペレーターとは、建築図面や設計図、デザインなどを専門的なソフトウェアで作成する仕事です。

現場監督の中には、もともとCADの操作を経験したことがあるという人も多いため、即戦力としての活躍が期待されます。

技術的な知識とともに、現場での経験が設計図やデザインなどの精度を高めるため、現場監督経験者は、この仕事に適していると言えます。

ただ、これまで現場監督として現場で身体を動かして働いてきた人には、デスクワークメインのCADオペレーターの仕事が辛いと感じる可能性があります。

保守・点検会社

建築物や設備の保守・点検をおこなうのが保守・点検会社。

現場監督として培った安全管理の知識や現場でのコミュニケーション能力を発揮して活躍できるでしょう。

長時間労働やサービス残業などが比較的少ないため、ワークライフバランスの取りやすい職場です。

現場で点検や修繕作業をおこなうため、事故や怪我のリスクはつきものです。

さらに、設備の故障などで緊急の対応をしなければならないこともある点を覚えておきましょう。

不動産会社

不動産会社には、管理会社と仲介会社の大きく2つの種類があります。

不動産管理では、主に賃貸管理や入居者への対応、契約管理などの業務。不動産仲介は、売買仲介や賃貸仲介、契約管理などの業務をおこないます。

どちらも建築や住宅に関する知識が豊富な現場監督経験者が活躍できる職種です。

専門的な知識をもとに説明をすることで、お客様からの信頼を得ることができ、契約につなげることができます。

不動産会社では、接客をする機会が多いのも特徴。顧客対応などが好きではないという人にとっては、あまり向いている職種とは言えないでしょう。

建設コンサルタント

建設事業に対してアドバイスやサポートをおこなうのが建設コンサルタントの仕事。道路やトンネル、河川、橋などの公共事業に携わることになります。

建設コンサルタントは、発注者の要望を細かくヒアリングして企画を立て、施工を管理。プロジェクトを成功させることが仕事です。

現場監督としての経験を存分に活かして働くことができるのが、建設コンサルタントに転職する一番のメリットと言えるでしょう。

ただ、建設コンサルタントは慢性的な人手不足のため、常に多忙を極めるということも少なくありません。

設計職

設計職は、建物やインフラ設備の設計をする仕事です。

現場監督としての経験は、実際の建設現場の知識として設計に反映させることができるため、重宝されるでしょう。

お客様とのやりとりが多い仕事なので、現場監督として培ったコミュニケーション能力も活かして働けます。

建物の完成までには、お客様からの要望で設計を見直したり変更したりといった対応が必要なことも。忍耐力と対応力が求められます。

製造業

体力に自信があり、身体を動かすことは好きだけど、現場監督のようにコミュニケーションを取りながら働くのが辛いという人には、製造業がおすすめ

代表的な製造業には、自動車や製鉄などがあります。このような規模の大きな製造業であれば、仕事や給料が安定していて安心感があるでしょう。

ただ、製造業の求人の多くは契約社員です。契約社員からスタートして正社員を目指すことも少なくないことを覚えておきましょう。

営業職

自社の商品をアピールして成約につなげるのが営業職の仕事。現場監督から営業職に転職するなら、建築や不動産関連がおすすめです。

現場監督の経験で培った専門知識とコミュニケーション能力は、営業職でも大いに発揮できるでしょう。

営業成績次第ではインセンティブがもらえる会社も多いので、頑張りが評価されていることを実感できる仕事でもあります。

ただ、会社によっては高い営業ノルマを設定していることもあります。ノルマが達成できないと、上司からの厳しい叱責を受けたり、減給などの処分をされたりということもあるようです。

技術系公務員

技術系公務員とは、専門知識を活かして国や地域に貢献する業務をおこなう公務員のことです。

技術系公務員の中にも、国家公務員と地方公務員の2種類があります。

さらに、建築・土木・化学・機械・農学などの区分が設けられています。

国家公務員の場合、30歳未満の人しか受験できないなどの一定の条件が。自分に受験資格があるかを事前に確認しておきましょう。

現場監督からの転職を成功させるポイント

現場監督が転職を成功させるためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

  • 業界研究や企業研究をおこなう
  • 現場監督としての経験をどう活かせるかを伝える
  • 転職エージェントを活用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

業界研究や企業研究をおこなう

転職を希望している業界や企業の研究は、転職活動において欠かすことはできません。

しっかりとした研究は、面接の際にもアピールポイントとなります。

また、業界研究や企業研究をおこなうことで、自分がどうしてその業界・企業で働きたいのかが明確になってくるでしょう。

現場監督としての経験をどう活かせるかを伝える

業界研究や企業研究ができたら、次は自分自身のこれまでの経験をどのように活かせるかを考えましょう。

現場監督として培ったスキルや経験を、実務レベルで活かすことができるとアピールできれば、採用してもらえる可能性が高まります

転職エージェントを活用する

転職エージェントを活用することで、効率的に理想の求人に出会うことができます

転職エージェントの中には、履歴書の添削や面接対策などをしてくれるものもあるので、転職を考えているのであれば、積極的に利用してみましょう。

現場監督から転職する際の注意点5つ

現場監督から転職する際の注意点として、以下5つの項目に気を付けましょう。

  • 現場監督の仕事か会社の問題かを見極める
  • 収入減少の可能性を考慮する
  • 内勤への異動を検討する
  • 上長より先に退職の意向を伝えない
  • 関係性の深い企業を避ける

現場監督の仕事か会社の問題かを見極める

まず、自分が辞めたい理由が「現場監督という職種」自体にあるのか、それとも「現在の会社の環境」にあるのかを明確にしましょう。

例えば、現場監督の仕事自体に問題があるなら、全く異なる職種への転職を考えるべきです。

しかし、現在の会社の環境が合わないだけであれば、同じ職種で異なる会社やプロジェクトに移ることで、職場環境の改善が期待できるかもしれません。

どの選択肢が抜本的な解決につながるのかをしっかり見極めてください。

収入減少の可能性を考慮する

転職によって、収入が減る可能性があることをしっかりと考慮しましょう。

現場監督の平均収入は他の職業に比べて高い傾向にあるため、新しい職に就くことで大幅な収入減少を経験してしまう可能性があります。

そのため、収入が減っても生活に支障がないか、生活水準の変化や家族の意見も含めて慎重に検討することが重要です。

とくに家計に大きな影響を与える場合は、十分な計画と準備が必要となります。

内勤への異動を検討する

現場監督の仕事が体力的に厳しいと感じた場合や、現場での業務に疲れを感じる場合は、内勤への異動を会社に相談することも一つの選択肢です。

内勤業務に異動することで、現場の厳しい環境から離れることができ、新たなキャリアパスを模索するチャンスを得られます。

異動が可能であれば、職場環境の変化によって新たなやりがいを見出すこともあるでしょう。

上長より先に退職の意向を伝えない

退職の意向を上長に伝える前に、現場の職人や同僚に話すことは避けましょう。

自分以外の人から情報が先走ると、職場内での人間関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

とくに他人の口から上長の耳に入ることで、「なぜ自分に話してこないんだ」と感じてしまって、思わぬトラブルになることも。

無用なトラブルを避けるために、退職の意向はまず上長や人事部に伝え、適切な手続きを踏むことが大切です。

職場内での誤解や不要な噂を防ぐためにも、順番を誤らないようにしましょう。

関係性の深い企業を避ける

転職先を選ぶ際には、現職と関係性の深い企業は避けるべきです。

とくに現在の職場との関係を断ちたいと考えているのであれば、下請け企業やグループ会社などは絶対に避けた方がよいでしょう。

建設業界は狭く、元請けや下請けなどによってコミュニティが形成されています。人間関係や仕事への影響を考慮し、慎重に転職先を検討することが必要です。

現場監督が転職をするメリット

現場監督が転職をすることには、以下のようなメリットがあります。

  • 仕事中の危険を回避できる
  • 決まった場所で働ける
  • ワークライフバランスが取りやすくなる

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

仕事中の危険を回避できる

現場監督の仕事は、高所での作業や重機を使った作業など、労災のリスクが大きい仕事です。

危険と常に隣り合わせの仕事から、危険の少ない職種への転職をすることは、長く働いていくうえで大きなメリットです。

決まった場所で働ける

現場監督の仕事は、現場ごとに違う場所で仕事をするのが一般的。出張や転勤も多く、長い間単身赴任をしなければならないことも少なくありません。

現場監督から転職をすることで、毎日決まった場所に出勤できるのもメリットのひとつです。

ワークライフバランスが取りやすくなる

現場監督は、業務量が多いうえ工事の遅延などのトラブルの際には長時間現場で作業をしなければならないことも少なくありません。

ワークライフバランスが取りにくいのが現場監督の仕事の特徴ですが、労働時間や休日が安定している仕事に転職することで、仕事とプライベートの両立ができるようになるでしょう。

現場監督が転職先で活かせる能力

現場監督としての経験や培った能力は、他の業界でも活かすことができます。

現場監督が転職先で活かせる能力を3つ解説します。

  • コミュニケーション能力
  • 管理能力
  • マネジメント能力

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

コミュニケーション能力

現場作業員やクライアント、近隣住民など、多くの人とのコミュニケーションを取りながら仕事を進める現場監督。ここで培ったコミュニケーション能力は、多くの業界で活かして働けます

顧客とのやりとりがある業種はもちろん、上司や同僚とのコミュニケーションで良好な関係を築くことで、自分自身が働きやすい環境になるでしょう。

管理能力

現場全体を管理してきた経験は、転職しても活かすことができます。

膨大な業務量をこなしてきた現場監督は、自分の仕事を管理する能力にも長けています。

これまでに培った管理能力とリーダーシップを発揮することで、それぞれの業界で即戦力として活躍できるでしょう。

マネジメント能力

現場監督として、部下や外注先作業員をまとめつつ仕事を進めてきた経験は、多くの業界で重宝されるスキルとなります。

現場全体を管理し、マネジメントしてきた経験をアピールすることで、即戦力として活躍できると認識してもらえるでしょう。

まとめ

現場監督としての経験を活かせる業界や業種は数多くあります。

今回紹介した転職先や転職を成功させるためのポイントを参考に、新たなキャリアステージの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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