現場系の仕事を目指す方必見|測量の仕事内容・資格・年収事情を解説します

「測量の仕事は難しい?」

「測量士の仕事を詳しく知りたい」

「どうしたら測量士になれる?」

今回の記事は測量の仕事に興味がある人のために、測量士の業務内容や平均年収などを詳しくまとめました。測量士になるための資格と試験内容についても分かりやすくお伝えします!

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測量士とは

測量士とは、建設現場の工事計画のために「測量法」という法律に則った測量計画を立てる人です。

道路やトンネルなどの土木工事、ビルやホテルの建設といった民間工事、戸建て住宅の建築まで、あらゆる工事には正確な距離と位置、面積の数値が必要です。もし測量の数値が間違っていたら、工事そのものが成り立ちません。

測量の仕事を具体的に要約すると、三角点と呼ばれる国家基準点から現場付近に測点を設定し、さらに電子基準点から現場付近に測点を設定して正確な位置を決定することです。

測量の業務内容

測量士の業務は以下の流れで行われます。

1.測量計画を立てる
2.測量を行う
3.土地の面積、位置、距離などを計測する
4.コスト管理・測量に使用する機器を調達して整備する
5.測量データを製図化する
6.測量データを分析する

測量士の業務内容は、外業と内業に分けられます。

屋外の業務が外業、屋内の業務が内業です。外業と内業のどちらもこなすためには、体力と技術、知識と精神的なタフさが必要となります。

外業とは

誰もが一度は、街中で外業をしている測量士を見かけたことがあるのではないでしょうか。測量は市街地に限らず、海峡や河川、未開拓の山奥などでも行います。現場までの移動に加えて、到着してからも歩き回ったり長時間立ちっぱなしになるためハードな業務です。

外業の業務は、基本的に2名から5名ほどのチーム制です。さまざまな機器を使用して、測量したデータを保存するまでが外業の業務となります。ごく一部ですが、測量機器の種類を紹介しましょう。

トータルステーション:目標点に光を放射して、戻ってきた反射光を解析して距離を測る
トランシット:目標物をレンズで視準して、水平・垂直に回転させて角度を測る
デジタルレベル:高さと距離を同時に電気計測できる
データコレクタ:デジタルレベルの測量データを収集する

内業とは

事務所内など屋内で行う内業は、計画書を作成したり、測量データからCADソフトで図面を作成したりといったデスクワークです。外業は天候と時間帯に影響を受けるため、内業はどうしても空いた時間を充てることになりがちです。

終日外に出ているよりは楽かというと、膨大な量の測量データと向き合う作業には外業と違ったハードさがあります。緻密さを求められる内業には、淡々と作業をこなす精神力が必要です。

測量士の年収

厚生労働省「年賃金構造基本統計調査(令和4年)」によると、測量士の平均年収は約487万円となっています。

一方、求人サイトの調査によると、測量士の正社員は平均年収が約444万円、派遣社員の平均時給は1,544円です。

国税庁「民間給与実態統計調査(令和3年)」では日本人の平均年収が約443万円ですから、就職する地域や本人の年代にもよりますが、測量士は高収入と言っていいでしょう。

また、測量士の特徴として、会社の規模(従業員数)と給料はあまり比例しないようです。

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測量の事務所の種類

測量の事務所には2つの傾向があり、公共系の事務所と民間系の事務所に分類されます。

それぞれ測量する対象や測量してから造る構造物が違い、もちろん業務内容も違うので、転職・就職する前には、ぜひ確認しておきたいポイントです。

公共系の事務所民間系の事務所
・道路やトンネルなど、公共インフラ工事に付随した測量
・競争入札が実施されることが一般的
・公共工事なので公益性が高い
・家と家の境目を測るなど、不動産登記などに付随した測量
・見積りから契約になることが一般的
・民間工事なので利益を出すことが目的

民間系の事務所で行う測量は、いわゆる土地家屋調査士の測量です。では、測量士と土地家屋調査士の違いは何なのでしょうか?

測量士と土地家屋調査士の違い

「測量する人」という共通点があるため、同一視されやすい測量士と土地家屋調査士の違いは以下の通りです。

測量士土地家屋調査士
・国土交通省所管の資格
・測量の専門家
・登記目的の測量はできない(しない)
・法務省所管の資格
・土地の筆界を明らかにする業務の専門家
・登記を目的としない測量はできない(しない)

土地家屋調査士の仕事内容については、後述する「独立開業できる」の項でまた詳しく説明します。

測量士に必要な資格

ここからは、測量士に必要な資格について解説していきましょう。まず、測量士になる方法は4つに分けられます。

  1. 文部科学大臣が認定する高専、短大、大学で測量を学び、規定の実務経験を積む
  2. 国土交通大臣の登録を受けた専門の妖精施設で測量を学び、規定の実務経験を積む
  3. 測量士補の資格を取得してから測量士試験に合格する
  4. 測量士試験に合格する

測量士補は、測量士の下位資格にあたりますが、測量士補にならずに、いきなり測量士試験を受けることも可能です。

測量士補測量士
・測量士の作成した計画に基づき測量を担当・測量作業の主任者として測量計画作成を担当

測量士

測量士試験は国土交通国土地理院が実施する国家試験です。受験資格が設けられていないため、誰でも受験できます。試験会場は全国の大学や予備校、高専などです。

試験内容受験費用試験回数と日程
・測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
・多角測量・汎地球測位システム測量
・水準測量
・地形測量
・写真測量
・地図編集
・応用測量
・地理情報システム
4,250円(収入印紙)年1回、例年5月中旬
午前10時から午後4時まで
(1時間の休憩あり)
令和5年は5月21日です。

測量士補

測量士補試験の試験概要は上記の測量士試験と同じです。

試験内容受験費用試験回数と日程
・測量に関する法規
・多角測量
・汎地球測位システム測量
・水準測量
・地形測量
・写真測量
・地図編集
・応用測量
2,850円(収入印紙)年1回、例年5月中旬
午後1時30分から午後4時30分まで
令和5年は5月21日です。

【参考】測量士国家試験の難易度

測量士国家試験は、難易度が高いことで知られています。受験者数と合格率の推移は以下の通りです。

測量士

実施年度受験者数合格者数合格率
2023年3667人379人10.3%
2022年3194人460人14.4%
2021年2773人498人18%
2020年2276人176人7.7%
2019年3232人479人14.8%

試験では、数学的素養が無いと解答できない問題が出題されます。理系出身者や数学が好きな人は300時間程度が学習時間目安となるでしょう。文系出身者や数学が苦手な人は、さらに数学を復習する時間をプラスしなければなりません。

ちなみに、測量士補の合格率は例年30%以上となっています。測量士補でも測量の仕事はできますし、いきなり測量士試験を受験する自信がない、まずは国家資格を取得したいという場合は、先に測量士補を受験してもよいでしょう。

測量士補

実施年度受験者数合格者数合格率
2023年13480人4342人32.2%
2022年12556人5540人44.1%
2021年12905人4490人34.8%

測量の仕事のやりがい

公共系にしろ民間系にしろ、測量士の仕事には地図に載る、建物が残るといったやりがいがあります。また、毎回新しい土地を訪れ、地域の人たちと触れ合う機会も貴重な経験となるでしょう。

ミスが許されず、外業では体力が必要とされ、内業では集中力が必須となるハードな仕事ですが、自分が打ったマーカー通りに道路や構造物が造られていく様子は、独占業務だからこそ味わえる誇らしさです。

測量の仕事に向いている人

案件によっては、かなりハードなスケジュールになりかねない測量の仕事は、基本的に人の役に立ちたい人に向いています。それ以外の条件は、外業と内業の業務内容から想定するとイメージしやすいかもしれません。

内業にもとめられること外業にもとめられること
集中力・几帳面さ・慎重さ・作業を淡々とこなせる・データ整理が苦にならない・製図が好き機械操作が好き・モノづくりが好き・体力がある・コミュニュケーションスキルがある人(チームで動くため)

一見相反するようですが、上記の条件をバランスよく持ち合わせている人が向いています。

測量士の将来性

昔ながらの測量会社は淘汰されるのではないかといわれています。

ただ、電子マップはそもそも測量しなければ作成できませんし、時間と共に土地が変化するという事実は変わらないので、マップの更新時にもやはり測量が必要となります。

将来的に、測量士にはITの知識とドローンの活用による業務の効率化が必要とされるでしょう。

測量士の需要は高い

測量士の人数は、2003年以降連続で下降しています。では、測量士が必要とされていないのかというと、むしろ逆で、測量士が必要な事業者5360企業のうち、1,000以上の企業が測量士が不足していると答えています。つまり、「需要は高いけれど、測量士が慢性的に足りてない」ということです。(参考:2019年国土交通省地理院の調査)

測量士を求めている事業者には、測量会社や地図会社の他、建設コンサルタント会社、不動産会社、都道府県の土木課や上下水道課などがあげられます。下記はその一例です。

A社

業務:地理情報システムのデータ作成

月収24万から40万+測量士の資格手当

B社

業務:測量、墨出し

月収23万から50万+資格手当1万円

独立開業できる

測量士が独立開業する場合は、民間系の事務所を開業するのがおすすめです。先にも述べましたが、民間系の事務所は土地家屋調査士と深く関わっています。

土地家屋調査士とは、測量と登記などの法律手続きを行う仕事です。土地家屋調査士試験は、合格率が10%前後(令和4年度は9.62%)の難関資格ですが、測量士の資格を持っている人は試験の一部が免除となります。キャリアチェンジ先としては最適といえるでしょう。

土地家屋調査士

実施年度受験者数合格者数合格率
2023年4404人424人9.62%
2022年3859人404人10.47%
2021年3785人392人10.36%

まとめ

測量士は公共、民間問わず、あらゆる建設工事に必要とされる仕事です。一般的な平均より年収が高く、外業と内業を両立する業務内容は少々ハードですがメリハリがあります。また、独占資格なので有資格者は求人において有利です。興味がわいたら、まずは求人情報をチェックしてみてはいかがでしょう。

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