電気工事士がオワコンと言われる4つの原因！オワコンじゃない理由と明るい将来性について解説

電気工事士は、私たちの生活に欠かせない電気設備の設計、施工、保守を担う重要な職業です。しかし近年、一部で「電気工事士はオワコン」という声が聞かれることがあります。この見方は果たして正しいのでしょうか。

本記事では、電気工事士がオワコンと言われる原因を探るとともに、実際にはオワコンではない理由、さらには将来性が明るい理由について詳しく解説します。電気工事士を目指す方や、この職業の将来に不安を感じている方にとって、有益な情報となるでしょう。

電気工事士がオワコンと言われる4つの原因

電気工事士が「オワコン」と言われる背景には、いくつかの要因があります。ここでは、その主な原因として以下の4つを挙げ、詳しく解説していきます。

• 技術革新による仕事の変化
• 人工知能やロボットの台頭
• 若手の人材不足と高齢化
• 経済の低成長による建設需要の減少

これらの原因について、詳しく見ていきましょう。

技術革新による仕事内容の変化

電気工事士がオワコンと言われる一つ目の原因は、技術革新による仕事内容の変化です。近年、電気設備の分野では急速な技術革新が進んでおり、従来の電気工事士の仕事内容に大きな変化が生じています。

例えば、スマートホームテクノロジーの普及により、家電製品や照明、空調などがネットワークでつながり、一元管理されるようになりました。これにより、単純な配線工事だけでなく、ネットワーク機器の設置や設定、プログラミングなどの新しいスキルが求められるようになっています。

また、再生可能エネルギーの普及に伴い、太陽光発電システムや蓄電池システムの設置工事が増加しています。これらの設備は従来の電気工事とは異なる専門知識が必要であり、多くの電気工事士にとって新たな学習が必要となっています。

さらに、電気自動車の充電設備の設置など、これまでにない新しい分野の仕事も増えています。このような急速な変化に適応できない電気工事士は、仕事の機会を失う可能性があります。

これらの変化により、従来の電気工事士の仕事がなくなるわけではありませんが、新しい技術やスキルの習得が不可欠となっています。この変化についていけない電気工事士は、「オワコン」と見なされる可能性があるのです。

人工知能やロボットの台頭による自動化

電気工事士がオワコンと言われる二つ目の原因は、人工知能やロボットの台頭による自動化です。テクノロジーの進歩により、これまで人間が行っていた作業の一部が機械に置き換わる可能性が出てきています。

例えば、電気設備の設計段階では、人工知能を活用した設計支援ソフトウェアの導入が進んでいます。これらのソフトウェアは、過去の設計データや法規制の情報を基に、効率的で最適な配線設計を提案することができます。これにより、設計作業の一部が自動化され、人間の作業量が減少する可能性があります。

また、実際の工事現場においても、ロボット技術の導入が進んでいます。例えば、高所作業や危険を伴う作業を行うロボットの開発が進められています。これらのロボットが実用化されれば、人間の電気工事士が行う作業の一部が置き換えられる可能性があります。

さらに、電気設備の点検や故障診断においても、センサー技術やIoT(モノのインターネット)の活用により、自動化が進んでいます。これにより、定期的な点検作業や簡単な故障診断が人間の手を介さずに行われるようになる可能性があります。

このような自動化の進展により、一部の電気工事士の仕事が減少する可能性があります。特に、単純作業や定型業務に従事している電気工事士は、「オワコン」と見なされるリスクが高くなっているのです。

若手の人材不足と業界の高齢化

電気工事士がオワコンと言われる三つ目の原因は、若手の人材不足と業界の高齢化です。電気工事業界では、若い世代の新規参入が減少しており、同時に現場の高齢化が進んでいます。

若手の人材不足の背景には、いくつかの要因があります。まず、電気工事の仕事に対するイメージの問題があります。危険で汚い仕事、体力的にきつい仕事というイメージが先行し、若い世代にとって魅力的な職業と捉えられていない面があります。

また、学校教育の中で電気工事の仕事について十分な情報が提供されていないことも、若者の関心を集めにくい要因となっています。さらに、他の産業と比べて初任給が低いことや、キャリアパスが見えにくいことも、若者が電気工事士を選択しない理由の一つとなっています。

一方で、現場の高齢化も進んでいます。熟練の技術を持つベテラン電気工事士の多くが定年を迎える年齢に達しており、技術の継承が課題となっています。若手の人材不足により、この技術継承が十分に行われていない状況です。

こうした状況から、電気工事業界全体が衰退産業のイメージを持たれ、「オワコン」と見なされる一因となっています。若手の参入が進まず、技術の継承も滞ることで、業界の将来性に疑問符が付けられているのです。

経済の低成長による建設需要の減少

電気工事士がオワコンと言われる四つ目の原因は、経済の低成長による建設需要の減少です。日本経済の成長率が低下し、大規模な建設プロジェクトが減少していることが、電気工事の仕事量に影響を与えています。

高度経済成長期やバブル経済の時代には、大規模な建築物や公共施設の建設が盛んに行われ、それに伴って電気工事の需要も高まっていました。しかし、経済の低成長期に入り、新規建設プロジェクトが減少すると、電気工事の仕事量も全体的に減少傾向にあります。

特に、地方都市では人口減少に伴い、新規の建設需要が著しく減少しています。これにより、地方の電気工事業者の仕事量が減り、経営が厳しくなっているケースも少なくありません。

また、既存の建築物の改修工事や設備更新工事はある程度の需要がありますが、新規建設ほどの大規模な工事ではないため、仕事量としては限られています。

さらに、企業の設備投資意欲の低下も、電気工事の需要減少につながっています。経済の先行きが不透明な中、企業が新たな工場や事業所の建設を控える傾向にあり、それに伴って電気設備工事の需要も減少しています。

こうした建設需要の減少により、電気工事業界全体の市場規模が縮小していることが、「オワコン」と見なされる一因となっているのです。

電気工事士はオワコンじゃない！4つの理由

電気工事士が「オワコン」ではないことを示す理由がいくつかあります。ここでは、その主な理由として以下の4つを挙げ、詳しく解説していきます。

• 社会インフラとして不可欠な存在
• 新技術への対応による仕事の拡大
• 高度な専門性と技術の重要性
• リノベーション需要の増加

これらの理由について、詳しく見ていきましょう。

社会インフラとして不可欠な存在

電気工事士がオワコンではない第一の理由は、社会インフラとして不可欠な存在だということです。現代社会において、電気は私たちの生活のあらゆる場面で必要不可欠です。家庭、オフィス、工場、公共施設など、すべての場所で電気設備が必要とされています。

電気工事士は、これらの電気設備の設計、施工、保守を担当します。新築建築物の電気配線工事から、既存建物の電気設備の改修、さらには停電時の緊急対応まで、幅広い業務を行います。これらの業務は、社会の基盤を支える重要な役割を果たしています。

例えば、災害時の復旧作業においても、電気工事士の役割は極めて重要です。地震や台風などの自然災害後、電力供給を迅速に復旧させることは、被災地の復興にとって不可欠です。この際、電気工事士の専門知識と技術が大きな力を発揮します。

また、省エネルギー化や環境負荷低減の観点からも、電気工事士の役割は重要性を増しています。より効率的な電気設備の設計や、再生可能エネルギーシステムの導入など、環境に配慮した電気工事の需要は今後も高まると予想されます。

さらに、高度情報化社会の進展に伴い、データセンターや通信施設などの重要インフラ施設の需要も増加しています。これらの施設の電気設備の設計、施工、保守においても、電気工事士の専門知識が不可欠です。

このように、電気工事士は社会インフラを支える重要な職業であり、その需要がなくなることは考えにくいのです。社会の発展とともに、電気工事士の役割はむしろ重要性を増していくと言えるでしょう。

新技術への対応による仕事の拡大

電気工事士がオワコンではない二つ目の理由は、新技術への対応による仕事の拡大です。技術革新により、電気工事士の仕事内容は確かに変化していますが、それは仕事がなくなるということではなく、むしろ新たな仕事の機会が生まれているのです。

例えば、スマートホームテクノロジーの普及により、家電製品や照明、空調などをネットワークで制御する需要が増加しています。これにより、従来の配線工事に加えて、ネットワーク機器の設置や設定、プログラミングなどの新しいスキルを持つ電気工事士の需要が高まっています。

また、再生可能エネルギーの普及に伴い、太陽光発電システムや蓄電池システムの設置工事が増加しています。これらの設備の設計、施工、保守には専門的な知識が必要であり、この分野に特化した電気工事士の需要が増えています。

さらに、電気自動車の普及に伴い、充電設備の設置工事も新たな仕事分野として注目されています。家庭用から商業施設、公共施設まで、様々な場所で充電設備の需要が高まっており、この分野に精通した電気工事士の需要も増加しています。

IoT（モノのインターネット）技術の進展も、電気工事士の仕事を拡大しています。工場や建物の設備をネットワークでつなぎ、効率的に管理するシステムの導入が進んでおり、これらのシステムの設計、施工、保守には高度な専門知識を持つ電気工事士が必要とされています。

このように、新技術の登場は電気工事士の仕事を減らすのではなく、むしろ新たな専門分野を生み出し、仕事の幅を広げているのです。技術の変化に柔軟に対応し、新しいスキルを習得することで、電気工事士はむしろ将来性のある職業と言えるでしょう。

高度な専門性と技術の重要性が増加

電気工事士がオワコンではない三つ目の理由は、高度な専門性と技術の重要性が増加していることです。技術の進歩により、電気設備はますます複雑化、高度化しており、それに伴って電気工事士に求められる専門知識や技術も高度化しています。

例えば、大規模商業施設や工場などでは、高度な電力管理システムが導入されています。これらのシステムは、電力使用の最適化や省エネルギー化を図るために複雑な制御を行います。こうしたシステムの設計、施工、保守には、高度な専門知識と技術が必要であり、単純な作業では対応できません。

また、建築物の電気設備も高度化しています。ビルの管理システムやセキュリティシステムと連携した電気設備の設計や施工には、幅広い知識と高度な技術が求められます。これらの仕事は、簡単に自動化や機械化できるものではなく、熟練した電気工事士の経験と判断力が必要です。

さらに、産業用ロボットや自動化設備の電気系統の設計、施工、保守も、高度な専門性を要する分野です。これらの設備は複雑な制御システムを持ち、高い信頼性と安全性が要求されます。こうした分野で活躍できる電気工事士の需要は、今後さらに高まると予想されます。

加えて、電気設備の安全性や信頼性に対する要求も年々厳しくなっています。法規制の遵守はもちろん、より高い安全基準を満たすための技術や知識が求められています。これらの要求に応えられる高度な専門性を持つ電気工事士の価値は、ますます高まっているのです。

このように、電気工事士の仕事は単純作業ではなく、高度な専門性と技術を要する職業へと進化しています。この傾向は今後も続くと予想され、専門性の高い電気工事士の需要は減少するどころか、むしろ増加していく可能性が高いのです。

リノベーション需要の増加と電気工事の重要性

電気工事士がオワコンではない四つ目の理由は、リノベーション需要の増加と電気工事の重要性です。新築建設の需要が減少する一方で、既存建築物のリノベーション（改修）需要が増加しており、この分野で電気工事士の役割が重要性を増しています。

日本の建築物の多くが高度経済成長期に建設されたものであり、これらの建物が更新時期を迎えています。老朽化した建物を現代の基準に合わせて改修する際、電気設備の更新は不可欠です。古い配線や設備を新しい省エネ基準を満たす最新のものに交換する作業には、電気工事士の専門知識と技術が必要です。

また、オフィスや商業施設のリノベーションでは、新しい働き方やビジネスモデルに対応した電気設備の再設計が求められます。例えば、フリーアドレスオフィスの導入に伴う電源配置の変更や、商業施設における顧客動線に合わせた照明設計など、電気工事士の創造的な提案力が重要になっています。

さらに、既存の住宅のスマートホーム化やエネルギー効率の改善も、リノベーション需要の一つです。太陽光発電システムの後付けや、家庭用蓄電池の設置、スマート家電の導入に伴う配線工事など、これらの作業には専門的な知識を持つ電気工事士の技術が欠かせません。

加えて、災害対策の観点からも、既存建築物の電気設備の強化が求められています。地震や水害に強い電気設備への改修、非常用電源の設置など、防災・減災のための電気工事の需要も増加しています。

このようなリノベーション需要の増加は、電気工事士の仕事の安定性と重要性を高めています。新築工事とは異なる知識や技術が要求されるため、この分野に特化した電気工事士の価値は今後さらに高まると予想されます。

電気工事士の将来性が明るい3つの理由

電気工事士の将来性が明るいと考えられる理由がいくつかあります。ここでは、その主な理由として以下の3つを挙げ、詳しく解説していきます。

• 再生可能エネルギー分野の成長
• デジタル化社会における需要の拡大
• 資格制度による専門性の保証

これらの理由について、詳しく見ていきましょう。

再生可能エネルギー分野の成長と新たな需要

電気工事士の将来性が明るい第一の理由は、再生可能エネルギー分野の成長と新たな需要です。地球温暖化対策や持続可能なエネルギー供給の観点から、再生可能エネルギーの導入が世界的に加速しています。この潮流は、電気工事士に新たな仕事の機会をもたらしています。

太陽光発電システムの設置工事は、その代表例です。住宅用から大規模メガソーラーまで、様々な規模の太陽光発電設備の需要が高まっています。これらの設備の設計、施工、保守には専門的な知識と技術が必要であり、この分野に精通した電気工事士の需要が増加しています。

また、風力発電や地熱発電などの他の再生可能エネルギー設備の導入も進んでおり、これらの分野でも電気工事士の専門性が求められています。特に、大規模な発電所から送電網への接続工事など、高度な技術を要する作業が増えています。

さらに、蓄電池システムの普及も電気工事士の新たな仕事を生み出しています。家庭用蓄電池から大規模な産業用蓄電施設まで、その設置工事や保守管理には専門的な知識が必要です。

加えて、スマートグリッド（次世代送電網）の構築も、電気工事士の重要な仕事分野となっています。従来の一方向の電力供給から、双方向の電力のやり取りを可能にする新しい電力網の整備には、高度な技術と知識を持つ電気工事士が不可欠です。

このように、再生可能エネルギー分野の成長は、電気工事士に新たな活躍の場を提供しています。環境意識の高まりと技術革新により、この分野の需要は今後さらに拡大すると予想され、電気工事士の将来性を明るくしている大きな要因の一つとなっています。

デジタル化社会における電気工事士の新たな役割

電気工事士の将来性が明るい二つ目の理由は、デジタル化社会における電気工事士の新たな役割です。情報通信技術の急速な発展により、あらゆるモノがインターネットにつながる「モノのインターネット」時代が到来しています。この変化は、電気工事士の仕事に新たな次元をもたらしています。

スマートホームの普及は、その代表的な例です。家電製品や照明、空調などをネットワークで制御するスマートホームシステムの設置には、従来の電気工事の知識に加え、ネットワーク技術や制御システムの理解が必要です。これらの統合的な知識を持つ電気工事士の需要が高まっています。

また、オフィスや工場のスマート化も進んでいます。ビル管理システムや工場の自動化設備など、複雑な制御システムと電気設備を組み合わせた施工が求められています。このような高度な設備の設計、施工、保守には、デジタル技術に精通した電気工事士が不可欠です。

さらに、データセンターの建設や拡張も、電気工事士に新たな仕事をもたらしています。大量のサーバーを稼働させるデータセンターでは、高度な電力管理と冷却システムが必要であり、これらの設計や施工には専門的な知識を持つ電気工事士が求められています。

加えて、5G（第5世代移動通信システム）のインフラ整備も、電気工事士の新たな活躍の場となっています。基地局の設置や関連設備の工事には、高周波技術や光ファイバー技術などの専門知識が必要であり、この分野でも電気工事士の役割が重要になっています。

このように、デジタル化社会の進展は、電気工事士の仕事の幅を大きく広げています。従来の電気工事の知識に加え、デジタル技術や通信技術の理解が求められる新しい時代において、電気工事士の専門性はますます重要になっているのです。

資格制度による専門性の保証と需要の安定

電気工事士の将来性が明るい三つ目の理由は、資格制度による専門性の保証と需要の安定です。日本の電気工事士制度は法律で定められており、この資格がなければ電気工事を行うことができません。この制度が、電気工事士の専門性を保証し、需要の安定につながっています。

電気工事士の資格には、第二種電気工事士と第一種電気工事士があります。第二種は一般家庭や小規模店舗の電気工事に必要で、第一種はより大規模な施設や高圧電気工事に必要です。これらの資格の取得には、専門的な知識と技能の習得が必要であり、試験も難易度が高いものとなっています。

この厳格な資格制度により、電気工事士の専門性が社会的に認知され、信頼されています。電気は危険を伴うものであり、不適切な工事は重大な事故につながる可能性があるため、資格を持つ専門家による工事が法的に義務付けられているのです。

また、この資格制度は、電気工事士の需要を安定させる役割も果たしています。資格取得の難易度が高いため、新規参入が容易ではなく、結果として過剰供給を防いでいます。これにより、電気工事士の仕事の安定性が保たれているのです。

さらに、技術の進歩に合わせて資格制度も更新されています。例えば、再生可能エネルギーやスマート技術に関する新しい知識も、資格試験の内容に反映されています。これにより、電気工事士の専門性が常に最新の技術に対応したものとなっています。

加えて、電気主任技術者や工事担任者など、関連する資格の取得により、さらに専門性を高めることも可能です。これらの上位資格の取得は、キャリアアップの道筋を示すものでもあり、電気工事士のモチベーション維持にもつながっています。

このように、資格制度の存在が電気工事士の専門性を保証し、需要の安定をもたらしています。この制度は、電気工事士という職業の将来性を支える重要な基盤となっているのです。

まとめ

電気工事士が「オワコン」と言われる背景には、技術革新による仕事内容の変化や人工知能・ロボットの台頭、若手の人材不足と業界の高齢化、経済の低成長による建設需要の減少などがあります。しかし、実際には電気工事士は社会インフラとして不可欠な存在であり、新技術への対応による仕事の拡大や高度な専門性の重要性増加、リノベーション需要の増加などにより、その重要性は高まっています。

さらに、再生可能エネルギー分野の成長やデジタル化社会における新たな役割、資格制度による専門性の保証など、電気工事士の将来性は明るいと言えます。技術の進歩に合わせて常に学び続け、新しい分野にも積極的に挑戦する姿勢を持つことで、電気工事士は今後も社会に欠かせない職業であり続けるでしょう。

電気工事士を目指す方や、現在電気工事士として働いている方は、これらの変化や機会を前向きに捉え、自己研鑽を続けることが重要です。そうすることで、電気工事士としてのキャリアを長期的に発展させ、社会に大きく貢献し続けることができるのです。