重機オペレーターの仕事内容とは?必要な資格と年収、将来性について解説

「重機を取り扱う仕事に就きたいが、未経験でも大丈夫?」
「クレーン車を扱うのに必要な資格は?」
「資格を持っていれば、転職時有利になる?」

建設業界では、重機を使用しない工事はないといっても過言ではありません。

重機の操作には資格が必要なのは知っていても、どの資格を取れば操作できるかよくわからない方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、重機を使用する仕事「重機オペレーター」について説明しています。

仕事内容とよく使われる重機、それぞれに必要な資格や、重機オペレーターに向いている方や年収まで詳しく解説しています。

重機を取り扱う仕事に就きたいと少しでも考えている方は、ぜひご一読ください。

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重機オペレーターとは?

重機オペレーターとは、工事現場や工場で使われる、フォークリフトやブルドーザーなどの重機を操縦して仕事をする人です。

重機を安全に操縦するには技術と知識が求められるため、それぞれを動かすためには資格が必要となります。

1種類の重機を専門的に扱うスペシャリストや、作業現場で使用するさまざまな重機を運転する方まで、働き方はさまざまです。

重機を使用する際は、人力では運べないような重量物を取り扱うことが多くなりますので、高い集中力が求められます。

重機オペレーターが取り扱う重機は?

重機オペレーターが業務上使用する重機には、さまざまな種類があります。その中で一般的によく用いられるのは、次の6種類です。

1.フォークリフト

フォークリフトは、おもに資材の運搬に使用されます。

車体の前方にフォーク(つめ)がついており、フォークを荷物の下部に差し込んで持ち上げて運搬する重機です。

屋外や重量物を取り扱う場合は、カウンターバランスフォークリフト(車体に重しがついており、座って操縦する)が一般的です。

倉庫内など狭い場所では、リーチフォークリフト(つめが前後に動き、立ったまま操縦するものが大半)もよく使用されます。

リーチフォークリフトは安定性が低く重量物の運搬に制限がある分、小回りがきくのが特徴です。

一方カウンターバランスフォークリフトは車体が大きく、小回りがききません。そのぶん安定性が非常に高く、車体を大きくすれば40tクラスの重量物まで取り扱いができます。

資材の積み下ろしや荷物の運搬など使用される範囲は幅広く、多くの現場で見かける重機となっています。

2.油圧ショベル

油圧ショベルは、メーカーによってさまざまな商品名で呼ばれています。おもに土砂の掘削時に使う重機です。

車体に腕状のアームがついており、その先についているバケット(スコップのような部分)で地面などを掘削して使用します。

油圧ショベルは大きく分けると「バックホー」「ローディングショベル」「解体機」の3種類に分けられ、それぞれ用途が異なっています。

車体の大きさも1t未満を扱う小さなものから、大きなものは1回で70t以上を掘削できるものまでさまざまです。

バックホー

バケットを手前に引き寄せて地面を掘削する。土木工事などで一般的によく使用されているのはこのタイプ。

ローディングショベル

地面より高い部分を掘削して運搬車に積み込む。車体が大きく小回りはきかないため、鉱山などでの利用が多い。

解体機

ビルなどを解体する際に使用するもので、高所まで届くアームを備えている。

3.クレーン車

クレーン車は、ブームと呼ばれる腕を伸ばして資材などを吊り上げ、水平・垂直へ運搬する重機です。

運搬できる重量は本体の大きさによって変わり、利用される現場によってさまざまなタイプのクレーン車が使用されます。

同じ運転席で走行とクレーン操作をするタイプ(ラフテレーンクレーンなど)と、運転とクレーン操作がわかれているタイプ(トラッククレーンなど)があります。

ブームの大きさもトラックの荷台に取り付けられる小さなものから、ビルなどの建設現場で使用される100t以上を吊り下げられる巨大なものまで、その種類はさまざまです。

4.ブルドーザー

ブルドーザーは主に土木工事で使用される、土砂の掘削・整地などに用いられる重機です。

車体の前面にブレード(排土板)がついており、進行方向へ土砂などを押し出す仕組みになっています。ブレード部分を変更することで掘削もでき、除雪などでも使用されています。

現在ではクローラーがついているものをブルドーザーと呼ぶのが一般的で、タイヤのついているものは「ホイールドーザー」として区別されます(用途はほぼ同じです)。

荒れた地面をならすのに向いているため、整地が必要な作業現場でよく使われます。

5.ロードローラー

ロードローラーは、道路などの地面をローラーで押し固めるために使われる重機です。

鉄などで作られた重量が重く接地面の大きな車輪を持ち、走行することで地面を踏み固めるのが可能となっています。

鉄製以外にもゴム製の車輪や、運転席に乗車して操作するもの、手で押して作業するタイプのものもあり、地面の材質や作業範囲などによってさまざまなタイプが使い分けられています。

6.高所作業車

高所作業車は、高い所で作業する際に作業床を動かして使用する重機です。

ブームの先に作業床がついており、高い所へ上昇しての作業が可能となっています。

トラックに搭載されているタイプと垂直昇降するタイプの2種類があり、それぞれ作業床の大きさも車体に合わせてさまざまとなっています。

電気工事で使用されるものは絶縁処理されていたり、不安定な場所ではクローラー式のタイプが使用されたりと、用途によっていろいろな種類があるのも特徴です。

重機オペレーターになるために必要な資格は?

重機オペレーターになるには、それぞれの重機を動かすための資格取得が必須です。前項で挙げた6種類の重機を扱う場合、必要となる資格は次の通りです。

すべての資格において受験資格は「満18歳以上」となっており、講習を受けて試験に合格すれば資格取得できます。

フォークリフト

名称対象日数(目安)
フォークリフト運転特別教育修了証最大荷重1t未満のフォークリフト2日
フォークリフト運転技能講習修了証最大荷重1t以上のフォークリフト4~5日

フォークリフトの資格には2種類あり、運転できる最大荷重が異なります。

特別教育では最大荷重1t未満までのフォークリフトしか操作できませんが、技能講習を修了すればすべてのフォークリフトが運転可能です。

技能講習では学科と実技の講習後に試験を受け、合格すれば晴れて資格取得です。なお、特別講習には試験がありません。

講習と実技の内容は、現在持っている資格によって一定の免除があります。

費用についても地域や教習所によってさまざまですので、申し込み時に確認してみましょう。なお、この資格だけでは公道の走行はできません。

公道を走行するにはナンバープレートの交付された車両で、車両によって小型特殊もしくは大型特殊の自動車運転免許が必要となります。

また、自動車運転免許を持っているだけでもフォークリフトの操作はできませんので注意しましょう。

油圧ショベル

名称対象日数(目安)
小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育機体質量3t未満の油圧ショベル2日
車両系建設機械運転技能講習 機体質量3t以上の油圧ショベル4~5日
ショベルローダー等運転の業務に係る特別教育最大荷重1t未満のショベルローダーの操作2日
ショベルローダー等運転技能講習最大荷重1t以上のショベルローダーの操作4日

油圧ショベルにも資格は特別教育と技能講習の2種類あり、運転できる重機の大きさが変わります。

また、運転する油圧ショベルの種類によって、取得する資格が違うので注意が必要です。

  • バックホー:車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込・掘削)
  • ローディングショベル:ショベルローダー等運転技能講習
  • 解体機:車両系建設機械運転技能講習(解体)

その他特殊な車両については必要な資格が異なる可能性があるので、受験前によく確認しておきましょう。

またこちらの資格も、ナンバープレートがついている車両でも公道の運転はできません。車体によって必要となる運転免許証を別途取得しましょう。

クレーン車

名称対象日数(目安)
小型移動式クレーン運転技能講習吊り下げ重量5t未満の小型移動式クレーン3日
移動式クレーン運転実技教習吊り下げ重量5t以上の移動式クレーン6日

クレーン車の資格も2種類あり、吊り下げ重量が異なります。

「移動式クレーン運転実技教習」は一日の教習時間が決められているため、教習には6日間必要です。

移動しない固定式のクレーンを操作するには、操作するクレーンによって「クレーンの運転の業務に係る特別教育」「床上操作式クレーン運転技能講習」「クレーン運転実技教習」が必要となります。

荷物をクレーンに吊り下げる業務をするには、別途「玉掛け技能講習」の受講が必須なので注意しましょう。

この資格でも公道の運転はできませんので、必要であれば別途運転免許の取得が必要です。

ブルドーザー

名称対象日数(目安)
小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育機体質量3t未満のブルドーザー2日
車両系建設機械運転技能講習 機体質量3t以上のブルドーザー4~5日

ブルドーザーに関しては、「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込・掘削)」が必要です。

バックホーなどの掘削に使う油圧ショベルと同じ資格ですので、この資格があればどちらの重機も操作できます。

ロードローラー

名称対象日数(目安)
ローラーの運転の業務に係る特別教育締固め用機械(ローラー)全般2日

ロードローラーに関しては、特別教育を受ければすべての機械操作が可能です。

ただし公道で走行させる場合は、大きさに応じて大型もしくは小型特殊の自動車運転免許が必要となります。

特別教育を修了しても、道路工事のためにロードローラーで公道を走ることはできませんので注意しましょう。

高所作業車

名称対象日数(目安)
高所作業車の運転の業務に係る特別教育作業床の高さが10m未満の高所作業車2日
高所作業車運転技能講習作業床の高さが10m以上の高所作業車3日

高所作業車の資格はブーム型・垂直型による違いはなく、作業床の高さによって資格が異なります。

いずれの資格にも共通する点ですが、重機を使用するための資格はあくまで重機の操縦だけの資格です。

公道を走るには、重機の大きさや車種によってそれぞれ自動車運転免許が必須となります。

公道を運転できる自動車運転免許があると、現場までの運転も合わせてできるようになるので、さらに資格の価値が高まります。

重機オペレーターが活躍できる仕事現場は?

一般的な工事現場や工場などの作業では、必ずといってよいほど重機が使用されています。

具体的な業務内容に関しては、作業現場や取り扱う重機の種類によって異なります。さまざまな仕事に携わり社会に貢献できるのも、重機オペレーターの魅力といえるでしょう。

建築・土木工事

建設現場には、重機の使用が必要不可欠です。資材や工具の搬入や運搬には、フォークリフトやクレーン車を使用します。

道路や河川などの土木工事にはバックホーなどのショベル、整地のためのロードローラーなど、さまざまな場面で重機オペレーターが重宝される職場です。

工場・倉庫作業

工場や倉庫などの作業でも、重機は多く使われています。その中でも使用頻度が高いのはフォークリフトです。

荷物の入出荷や倉庫内での荷物の出し入れには、リーチフォークリフトがよく使用されています。

災害復旧現場

重機オペレーターには、災害復旧現場へ派遣されるケースもあります。

とくに土木作業に使われるブルドーザーやバックホーなど、甚大な被害を受けた災害現場の復旧には重機作業が欠かせません。

重機オペレーターに向いている人とは?

資格を取得すれば、誰でも重機オペレーターになる道は開けています。

その中でも、次のような方はとくに重機オペレーターに向いているといえるでしょう。

機械の運転が好き

重機オペレーターは、さまざまな重機を操作するのが仕事です。

自動車などの運転が得意な方や、機械を触るのが好きな方は、操作を覚えるのも苦にならずに楽しみながら業務ができるでしょう。

集中力がある

重機オペレーターの仕事は、一日の大半が重機の操作となります。

取り扱うものは重量物が多く、重機そのものもかなり大きな車体になるので、少しの操作ミスが大事故につながります。

事故を起こさないように重機を操作するには、常に安全を確認する慎重さと、繊細な作業でも持続できるような集中力を持っている方が向いているでしょう。

体力がある

重機オペレーターには、肉体的にも精神的にもタフな方が向いています。

操作がメインなので、重機オペレーターに体力は必要ないと思われがちです。

しかし現場作業では暑さ寒さと戦わなければならないですし、部品交換をするにも大きな部品が多いため力仕事となります。

また操作中は操縦席に座り続けなければならないため、体力と共に精神的なタフさも求められます。

重機オペレーターの年収は?

重機オペレーターの求人情報を見ると、月収は平均で25~30万、年収は400万前後となっています。

建築や工場などの現場仕事に携わるのは、大きく分けて重機オペレーターと現場作業員になります。

何も資格を持っていない現場作業員と比較すると、おおよそ月収で1~2万円高めの傾向です。

もちろん地方・経験・年齢などで条件は異なりますので、上記はあくまで目安の金額です。

しかし資格とスキルを持っている分に損はないため、年収アップを目指すなら資格取得がよい方法だといえます。

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重機オペレーターの将来性

転職市場での重機オペレーターの需要は高く、将来性は明るいといえます。理由としては、次の通りです。

高齢化が進み人手不足

建設業界に携わる方の高齢化は、年々進んでいます。

資格を持っていない未経験の方でも採用されるケースがあるほど、若年層の確保と育成が望まれています。

資格や経験のある方はさらに有利となり、好条件での求人も期待できるでしょう。

重機を使わない工事はない

マンション建設や土木工事など、重機を使用せずに工事を進めることは事実上不可能です。

また日本は災害の多い国でもあり、復興作業でも重機の使用が多くなっています。

そのため採用市場では、比較的安定した求人が見込まれます。

さらに重機の流通も盛んであり、買取サービスやリースなど市場がにぎわっていることもニーズの裏付けです。

参考サイト:重機・建機買取業者おすすめ9選

機械化が進んでもオペレーターは必要

将来的にはAIなどの発達で、重機は自動運転となることが予想されます。

しかしすべてを自動化するには時期尚早で、重機オペレーターの経験や知識はまだ必要とされます。

ゆくゆくは人の手はかからなくなるでしょうが、その時々の状況に合わせた知識や経験をつけることで、将来的な仕事も確保できる可能性は高まるでしょう。

まとめ

重機オペレーターは専門性が高く、転職市場でも重宝される人材です。

操作の資格だけではなく、大型特殊などの運転免許も合わせて持っているとさらに市場価値が高まります。

また、未経験からでも重機オペレーターを目指すことも可能です。

覚える仕事が多く、資格取得も必要なので大変ではありますが、経験を積むことで年収のアップも見込める仕事です。

チャンスがあれば挑戦してみるのも、悪くない選択だといえるでしょう。

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